2007年03月18日

安倍ファシストの慰安婦強制連行否定、性奴隷被害者への侮辱発言への波紋、世界中で巻き上がる怒り

安倍首相の「慰安婦」発言 世界から批判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-18/2007031806_01_0.html
 「従軍慰安婦」問題をめぐる安倍首相など日本政府の言動に対し、世界中から大きな批判が巻き起こっています。 

改憲執着が背景に

シンガポール紙

 シンガポール紙・聨合早報十日付論評「安倍はなぜ別の形で『河野談話』を否定するのか」は、安倍首相が「慰安婦」問題で「日本軍が強制した証拠はない」と述べた背景に「憲法改定」に執着する政治信念があると指摘しています。
 論評は、中韓両国訪問成功で国内外の拍手と支持を得た安倍氏がなぜ、アジアの隣国などとの間で「歴史観の摩擦」を引き起こすのかと問題提起。「米議会の慰安婦問題決議案への対応で安倍氏が、自民党内の『日本の前途と歴史教育を考える議員の会』がかねてから要求していた『河野談話の修正提言』に支援と同意を与えたからだ」と述べています。
 論評は、安倍氏のこうした政治姿勢の背景に触れ、一九九三年に国会議員に当選した際、現在の中川昭一政調会長とともに「直ちに自民党内で歴史の見直しを主張する右派集団の重要な構成員になった」点に注目しています。
 「安倍氏は組閣でこれらの『同志』を入閣させたり首相補佐官の要職に引き入れた。十八人の大臣のうち十一人が憲法改定と海外派兵を積極的に主張する『日本会議』の議員連盟の構成員だ。安倍氏は機会を見て閣議での『河野談話』や『村山談話』の変更を考えているといわれる」、「これらの点で安倍内閣は『改憲内閣』と位置づけられる」と述べています。

古傷を再び開いた

米学者

 米ハーバード大のジェニー・スック、ニューヨーク大のノア・フェルドマン両教授(法学)はウォール・ストリート・ジャーナル十三日付への連名の投稿で、安倍首相の「慰安婦」問題での発言を「アジアの古傷を再び開いた」と批判しました(本紙十五日付既報)。
 両教授は、「日本が歴史を糊塗(こと)してきたことを長い間非難してきた隣国の中国と韓国で、いっそうの不信をかき立てるに違いない」と指摘。さらに「日本はどんな国になりたいかを決定するにあたり、自国の過去に向き合う必要がある」と述べ、歴史認識・戦争責任問題と国の基本的方向をめぐる論議が密接に関係しているとの認識を示しました。
 その上で、「憲法に定められた平和主義の六十年間の後、日本政府は安全保障でより積極的な役割を果たすために憲法改定を検討している」と指摘。「このような重大な決定(憲法改定)をするには、なぜその規定が存在しているのかについて開かれた討論が必要だ」と訴えています。

責任を受け入れよ

カナダ元外交官

 カナダ紙トロント・スター九日付は、同国元外交官ハリー・スターリング氏の「日本は一貫して過去についての謝罪を拒否している」と題する論評を掲載しました。
 論評は米議会決議案について麻生外相が「客観的事実に基づいていない」と述べたことに言及。「多くの慰安婦が日本軍の売春宿に強制的に閉じ込められたことや、日本軍の彼女らへの蛮行を確認する日本の軍人の証言がすでにあるにもかかわらず、そのようなことを言っている」と批判しました。
 論評はさらに、「あらゆる社会は、その過去の歴史やイデオロギー的傾向にかかわらず、その行為への責任を受け入れなければならない」ということに「日本の指導者たちは向き合おうとしていない」と厳しく指摘しています。
 その上で「慰安婦の扱いを合理化した安倍首相の最近の発言」は、「支持率低落の中で日本の保守層やウルトラ民族主義者たちの支持を得たいとの願いに根ざしている」と解説しています。

外交的に高くつく

米誌

 米週刊誌『タイム』(電子版)は八日、「従軍慰安婦」問題についての安倍首相発言を批判的に紹介する記事を掲載しました。
 記事は、一九九三年の河野談話の見直しを求める「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の代表を安倍首相が八日に励ましたことを念頭に、「日本の右翼的国会議員のグループの取り組みを支援すると発表した」と紹介しています。
 記事は「右翼を甘やかすことで、安倍首相はずっと重要なものを投げ捨てることになるかもしれない」「それは、日本の重要な隣国であり貿易相手国である中国と韓国との改善しつつある関係である」と指摘。「日本の戦争中の歴史を書き換えようとする日本の指導者の企ては、外交的に高くつくことになりかねない」と結んでいます。

「恥知らず」の発言

米紙

 米紙サンフランシスコ・クロニクル九日付は「日本の恥」と題する社説で、安倍首相の一連の「慰安婦」問題での発言を批判しました。
 社説は安倍首相が「日本の歴史に関する不名誉な真実を否定した最新の同国首相だ」と書き出しています。
 「慰安婦」問題について「日本の記録と、生き残った女性たちの涙の証言は、十分にこの事実を証明してきた」として、一九九三年の河野談話での謝罪を紹介。「しかし首相は、日本の政界の強硬な過激派をなだめようとして、恥知らずにもあいまいな発言をした」と批判しています。
 社説は、首相がその後「謝罪は今も有効だ」「新たな調査を求めた」と発言したことを紹介。「このようなごまかしをする原因」は、米議会にかけられている「慰安婦」決議案にあると指摘しています。
 社説はこの問題の「別の意味」として、中国や韓国との関係をあげ、日本が「地域での指導的地位を維持するには、歴史的な過ちを正す必要がある」と述べています。

試練に耐えられぬ

マレーシア紙

 マレーシア英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズ十五日付は「安倍首相は誠実さの試練に耐えられない」と題する論評を掲げ、同氏の「慰安婦」問題での発言と対応を厳しく批判しています。
 論評は「安倍首相の最近の一連の言動は、第二次世界大戦から六十年以上にもなるのに戦争中の日本の行動が、なぜ(アジア)地域では依然として敏感な問題であり、日本の謝罪が不誠実だとみなされるのかを示した」と指摘。「日本の政治指導者たちが過去を認めず」、あいまいな「謝罪」を繰り返してきたことに根本的な問題があるとして、次のように述べています。
 「謝罪には、しばしば非常に多くの修飾語がつけられ不明確なものになり、他の政治家や(時には同じ政治家が)矛盾した発言をする。だから、謝罪しても日本は本当に謝っていない、実際に日本は謝罪する必要はないと思っているという印象がつくられた」
さらには、

「日本軍によるレイプは遺憾」=米大使、慰安婦問題で不快感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070317-00000036-jij-int

【ニューヨーク16日時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、米国のシーファー駐日大使が先の下院公聴会に出席した元従軍慰安婦3人の証言を「信じる」と明言、3人が「日本軍によってレイプされた」ことは「遺憾で恐ろしい」と述べたと報じた。米外交当局者としては、異例の強い表現で慰安婦問題に絡み不快感を表明した形だ。 


という風に、米国の駐日大使でさえからも強い批判が繰り出す始末だ。 シンガポール、マレーシアなどの多くの国からも非難轟々の嵐だ。アメリカの下院の主要な話題は日本軍の慰安婦問題であろう。米国の下院という場で韓国人とオランダ人女性の3人の被害女性の自身の名誉と尊厳をかけた心からの訴えが通じたのであろう。中国や韓国、米国だけではなく、マレーシア、シンガポール、カナダときている。日本政府は過去の自らの歴史に対して、積極的に向き合うことはなかったし、そればかりか、過去の戦争犯罪の数々の血と悪魔の所業の暗黒歴史に、臭いものに蓋するごとく糊塗を重ねてきた。いったんばれると、形だけは謝る態度を示すものの、戦争犯罪の歴史を否定、塗り替えようとする大日本帝国美化主義者どもを野放しにし、閣僚や政府関係者からも時より、戦争犯罪を否定するような矛盾するような発言が飛び出し、大日本帝国・日本軍およびその侵略・加害・戦争犯罪を憎むアジア各国や日本軍被害者、平和を愛する各国市民の顰蹙を買ってきたのである。別に、安倍ファシストが多くの客観的な事実を無視した慰安婦強制連行否定発言を今回したことが初めてのことではない。十数年も幾度となく繰り返されてきたことだ。今も昔も変わらないのは、この極東アジアにおいて過去の罪を決して悔い改めることなく、一貫して軍事化・戦争政策に取り組むファシスト政府が存在するということだけだ。この発言を気に日本に対して、今までのツケを支払わせ、過去の数々の黒い歴史と罪行の数々を悔い改め、真に更正するチャンスを世界中の人たちにいただきたいと思います。外圧に頼るのもなんなのですが、慰安婦問題の場は、米国下院ではなく、もはや国連へ移すべきでしょう。国連人権委員会の場で、きちんと実行力のある制裁を下して、日本を更正させてくださるよう心より願います。

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posted by 右翼討伐人改めアクアリウス at 23:59 | Comment(27) | TrackBack(0) | 良識的ニュース・記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不当判決のニュース、中国人強制労働および遺棄毒ガス訴訟の敗訴

新潟での中国人強制連行、原告側が逆転敗訴 東京高裁
http://www.asahi.com/national/update/0314/TKY200703140253.html
  第2次大戦中に中国から強制連行され、新潟港で強制労働をさせられたとして、中国人の元労働者が、国と港湾輸送会社「リンコーコーポレーション」(新潟市)を相手に総額2億7500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が14日、東京高裁であった。安倍嘉人裁判長は国と企業双方に総額8800万円の賠償を命じた一審・新潟地裁判決を取り消し、原告側の請求を全面的に棄却した。
 安倍裁判長は、国が中国人を強制連行し、企業が過酷な労働を強いたと指摘。「原告の身体・自由を違法に侵害した」と述べ、国と企業の不法行為を認めた。企業については安全配慮義務違反も認定した。
 しかし、国家賠償法が施行される1947年より前の公務員の違法行為について国は責任を負わないとする「国家無答責」の法理や、不法行為から20年で賠償請求権が消滅する民法の規定(除斥期間)を適用し、国の賠償責任を否定した。
 企業の安全配慮義務違反に基づく損害賠償請求についても、遅くとも日中国交が正常化した72年から10年を経て時効が成立し、原告の請求権は消滅したと判断した。
 
中国人強制連行訴訟:原告敗訴 法廷に飛び交う抗議控訴審判決 /新潟
http://news.livedoor.com/article/detail/3075655/
 ◇「歴史の公正取り戻す」
 「父には安心してほしい。もし負けても、最後まで闘い抜く」。原告側の逆転敗訴となった14日の中国人強制連行訴訟・控訴審判決。判決前日、そう話していた被害者の遺族、張一憲さん(52)は父の遺影を胸に判決に臨んだ。原告だった父・張文彬さんは、控訴審を最後まで見届けることなく死去。敗訴が告げられ、抗議の声、怒号で騒然とする法廷で、一憲さんは静かに天を仰いだ。【北上田剛、黒田阿紗子】
 東京高裁101号法廷。安倍嘉人裁判長が原告敗訴とする判決を読み上げると、傍聴席からは「ひどい」、「バカみたいな判決出すな」と抗議の声が飛んだ。
 弁護団長の中村洋二郎弁護士は判決後、「(敗訴が続く)同様訴訟の突破口になる判決がほしかった」。一憲さんは「歴史の公正を取り戻せるよう、これからも闘っていきたい」と怒りをあらわにしながら、上告の意思を明らかにした。
 99年8月、第1次提訴に踏み切った文彬さんは1審判決後、裁判の勝利を願う遺言を残し、83歳で亡くなった。1944年に日本軍に捕らえられ、新潟に連行。真冬でも着替えも支給されないまま、新潟港で石炭の積み下ろしなどを強制された。小麦粉などで作った少量のまんじゅうしか与えられず、外に生えている雑草を食べたこともあった。
 その後、広島に連行された文彬さんは、刑務所内で被爆。帰国後も、強制連行・労働に加え、被爆による症状が続いた。一憲さんは子供のころに見た、夜も痛みで眠れず、薬が手放せなかった父の姿を覚えている。175センチの身長で、体重が40キロを切ったこともあったという。
 新潟地裁の勝訴判決を「本当に喜んでいた」という文彬さん。慢性気管支炎や肺気腫、肺結核など九つの症状に悩まされながら、04年12月に亡くなった。
 「長い裁判になる。私がいなくなっても、次の世代が引き継いで闘い抜いてほしい」。逆転敗訴の判決を受け、一憲さんには父の言葉がいっそう重く感じられた。
 ◇外務省アジア大洋州局中国課の話
 国側の全面勝訴で、これまでの主張が認められたものと思っている。
 ◇中村弁護団長の話
 時効や除斥という時間で形式的に片づけた不当判決。到底承知できず、ただちに上告したい。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇中国人強制連行新潟訴訟の争点
    判決   事実認定 国家無答責 安全配慮義務違反 除斥 時効
1審  原告勝訴 ○    ○     国、企業     ×  ○
控訴審 原告敗訴 ○    ×     企業のみ     ×  ×

旧日本軍毒ガス遺棄訴訟、二審も中国人被害者の請求棄却
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200703130281.html
 旧日本軍が日中戦争の終了間際に地中に隠した毒ガスや砲弾で被害を受けたとして、中国人5人が日本政府に計8000万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決が13日、東京高裁であった。大喜多啓光裁判長は、毒ガス兵器の遺棄を違法と認めたが、被害の回避は結果的に困難だったとして、請求を棄却した一審・東京地裁判決を支持し、原告側の控訴を棄却した。弁護団は上告する方針。
 毒ガス兵器遺棄について、国は一審で認否を明らかにせず、二審では他国の兵器だった可能性もあるなどと争ったが、退けられた。
 判決は、人の生活圏内に放置された毒ガスの危険性は切迫している▽旧日本軍関係者からの聞き取りなどで危険は予見できた――と認定。ただ、遺棄場所などを特定できず、主権の及ばない中国での被害回避は困難だったと判断し、国の賠償責任は認めなかった。

ほんとこの国は最低だな。2つの戦後補償裁判だが、とんだ不当判決だ!!!この国の醜い大日本帝国と変わらない醜態ぶりが示されている。どんな屁理屈をごねても、大日本帝国の過去の時代の罪の責任を取りたくないというわけか。本来なら原告が裁判を起こす前に、過去の罪を認識し、償いの精神に満ちた社民党なろの良識派の政府だったら、原告が訴えでる以前に、政府が過去の罪を自ら掘り起こして調査して、原告のもとに出向いて謝罪と補償を済ませていただろうよ。それにしても、新潟での中国人強制労働訴訟の地裁の裁判長の苗字があの同じ”安倍”というのは何かの因縁なんだろうか?それにしてもこの国の裁判官は安倍のようなどす黒い性根腐ったやつばっかりなんだろうね。
posted by 右翼討伐人改めアクアリウス at 23:25 | Comment(12) | TrackBack(0) | 激怒(むかついた)ニュース・記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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