名乗りでていないもの、日本軍に殺されたり、従軍慰安婦問題が皆様に知れる前になくなったものなどを含めれば、数十万人のインドネシア女性が日本軍によってレイプされました。
とか思ってたらしいの。
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「右翼討伐犬」が書きました。
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安倍普三にNo!AbENDキャンペーンを始めました。安倍ファシストドブネズミが首相になったら、日本は終わり。今からでも遅くないから草の根の良識派の力で断固安倍ファシスト政権を阻止しよう!!!
私も「提言」しました。
私は「従軍慰安婦」という言葉は使いません。「従軍」は自ら好んで「軍に従った」という意味に取られるからで、単に「慰安婦」として、授業などで扱っています。その意味は「日本軍性奴隷」です。「強姦」「輪姦」です。そのような趣旨を送りました。
金信明
sinmyon@ybb.ne.jp
非常に短いAMLの記事でしたが、考えさせるものではあります。"従軍"というものの意味について考えたいと思います。辞書で"従軍"について、ぐぐって見ましたが、「軍隊に従って戦地に行くこと」という意味でしかありません。"軍隊に従う"というニュアンスが何よりも問題だと思います。「自ら好き好んで軍隊に従った」というニュアンスを"従軍"という言葉は持ちうると金信明氏は考えているようです。
従軍慰安婦という言葉が有名ですが、従軍―という言葉はいろいろあります。たとえば、従軍看護婦、従軍記者さらにいえば、従軍画家、従軍芸者、従軍僧、従軍慰問団・・・・etc。従軍慰安婦という言葉は当時はありませんでしたが、軍隊に従って部隊とともに行動していたという実態に基づき、名づけられたのですが、本当に適切なのかどうかは疑問に思うように考えました。従軍看護婦、従軍記者、他の従軍○○と"従軍"慰安婦とでは、待遇や身分、そして、絶えまのない日本兵による輪姦にさらされるなど根底から違いがあります。一般の日本兵は赤紙という強制力をもって徴兵され、戦地に送られて若者たちだし、従軍看護婦にしたって、植民地や占領地から強制的に集められて従事させられた例もあるかもしれません。しかし、従軍慰安婦となった女性たちの惨状を考えれば、"従軍"という言葉は適切ではないように、思います。マスコミも教科書も、国際社会の中に従軍慰安婦という名称は根付いていますが、本来はそうではなく、日本軍性奴隷、軍隊性奴隷と改名するのが適切かもしれません。その辺皆様はどう思いますか?
「『従軍慰安婦』いなかった」 埼玉知事 展示記述の修正表明
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-06-28/2006062804_05_0.html
埼玉県の上田清司知事は二十七日の県議会本会議で、「東西古今、『慰安婦』はいても『従軍慰安婦』はいない。兵のいるところに(『慰安婦』が)集まってきたり、兵を追いかけて民間業者が連れていったりするのであって、軍そのものが連れて行くなんてことは絶対にない」と発言しました。小島信昭議員(自民党)の一般質問に答えたものです。
小島議員は県立歴史と民俗の博物館と県平和資料館の展示内容について、「近代史を、政府や国に国民・県民が苦しめられ苦難に耐えた闇の時代のように描かれている」などと批判しました。
上田知事が「工夫や内容の充実が必要だ」と答えたのに対し、小島議員は「子どもたちや県民が学ぶ施設が、偏った内容でよいのか」と重ねて展示内容の見直しを要求。
上田知事は「自虐的な感情を出させることなく真の史実、日本の正確な立場を学べるようにすることが大切だ」としたうえで、「従軍慰安婦」について「間違った記述があるので、修正しなければならない」とのべました。共産党県議団が発言撤回を要求
上田知事の発言にたいして日本共産党埼玉県議団の山岸昭子団長は同日、「知事は発言を撤回すべきだ」という談話を発表しました。
熱帯の原生林に覆われ、極楽鳥など希少生物の宝庫、インドネシア最東端のパプア(旧イリアンジャヤ)。この地方で唯一の五つ星ホテル「マラウホテル」は、ほぼ赤道の真下にあるビアク島にある。
厳密には「あった」が正しい。がけ際に立つ7階建て250室。眼下にはコテージやプール、白砂の浜辺が広がる。だが人の気配はない。95年の正式開業後、3年余りで閉鎖。廃虚となっているのだ。
ロビーに入る。湿っぽいカビくささが鼻につく。床のコケで足を取られる。壁には落書き。部屋には扉も、窓も、家具も、シャワーや水道の蛇口すらもすべてない。
近くの主婦コリ・ルンビノさん(46)は、開業の夜に開かれたパーティーを今でも覚えている。
夜10時すぎ、教会の合唱団の一員として赤と黒の衣装を身につけてプールサイドに立った。着飾った100人以上の招待客を前にパプアの歌を披露した。「素晴らしいホテルができ、みな誇らしげだった」
村人は開業前には建設作業に雇われ、開業後は従業員に魚や菓子を売った。160世帯が住む旧サワ村のサミュエル・マンスモル村長(65)は「みな次々にバイクやテレビを買った」と振り返る。だがホテルに雇われたのは、警備員や清掃員十数人だけだった。
ホテルの内情は散々たるものだった。フロントで働いていたアグス・ルンビアックさん(38)によると、正規料金の半額以下にしても、部屋の稼働率が15%を超えることはなかった。閉鎖前は数カ月以上給料が滞り、従業員は給料がわりにテレビなどの備品を預かった。「大半の人が売り払ったようですが、うちにはまだ残っていますよ」
一大楽園プロジェクトはなぜ頓挫したのか?
ホテル・レストラン協会の代表ジョン・ヤンワリンさんは「そもそも計画がずさんだった」と指摘する。当時、インドネシアのガルーダ航空はロサンゼルスとホノルルから、ビアク経由でバリとジャカルタに飛んでいた。その乗り継ぎ客らを当てにしていたが「大半は素通り。その後、ビアク経由すらなくなった」。
◆「対価一度も受けていない」
ビアク島は第2次大戦の激戦地で、1万を超える日本兵や現地の人たちが命を落とした。あちこちに残る戦跡は観光資源でもある。
ウェリー・ロンスンブレさん(83)やサルモン・ルンビヤックさん(78)ら島の長老たちは当時、日本軍に滑走路建設にかり出された。大木を切り、固い岩盤をつるはしで平らに削り取る。2台あったブルドーザーはすぐに壊れた。炎天下、上半身裸、裸足で作業を続けた。
「早くしろ、早くしろと言われ、ちょっとでも手を休めると木の枝でたたかれた」とロンスンブレさん。ルンビヤックさんは「マツダさんという人が面倒をよく見てくれた」と話す。
だが苦労のかいなく、滑走路は完成直後に米軍の空襲を受け、占領された。戦後はオランダ、インドネシアの統治下で整備され、国際空港にまでなった。
「だがパプアの人間は土地を供出したままで、その対価はいままで一度も受け取っていない」。伝統的な慣習法に基づく住民評議会の代表、ヤン・ピーター・ヤランガさんは憤る。
「パプアの文化では、大地や空、水など、自然にあるものは祖先から受け継いだ共有財産だ。勝手に使うことは許されない」
◆くすぶり続ける独立運動
現在は国内便が1日に数便、離着陸するだけの地方空港に昨年末、ロシアによる通信衛星の打ち上げ計画が降ってわいてきた。
地元県議会のネヘミア・ワスパルクリク議長がロシア側から受けた説明によると、衛星は大型輸送機で高度1万1000メートルまで運ばれ、そこから打ち上げられる。そのために3000メートルの滑走路が必要だという。
「赤道直下で太平洋に近いことからビアクが選ばれた。滑走路も3500メートルを超えている。技術移転や雇用などが望める」と期待をかける。年内にもユドヨノ、プーチン両大統領が署名する見通しで、早ければ来年にも工事が始まる。
ところが地元では必ずしも歓迎されていない。住民評議会は、反対の立場だ。
「だれが利益を得るのか、将来的に悪影響がないのか、といった説明が当局から一切なかった」と代表のヤランガさん。「リゾートホテルでもそうだったが、バラ色の話ばかりで説得力が欠ける。その結果はご承知の通りだ」
つねに統治者に翻弄(ほんろう)されてきた歴史が背景にある。今回も村の共有地などが開発の対象に含まれ、最悪の場合、強制収用される可能性もある。
「オランダも日本もインドネシアも、そしておそらくロシアも自分たちの利益が優先で、先住民であるパプアの人を敬い、協力しようという気持ちに欠けている。パプア人は常にないがしろにされてきた」
一息ついてヤランガさんはこう言い放った。「だから結局、独立するしか道はないのです」
パプアでくすぶり続ける独立運動。その底流にある怨念(おんねん)が見えた。(藤谷健)
http://bigkorea.seesaa.net/article/19934143.html
↑相変わらず、右翼塵クズのブログだな。
世界に広がれ韓流の輪!?とっととくたばれ右翼塵クズ!!!
http://uyotoubatsunin.seesaa.net/article/19900116.htmlという私のエントリーにトラックバックで返信してきやがった。マジギレで書いたエントリーですが、落ち着きを取り戻しました。
・・・たとえば『はだしのゲン』というマンガは、筆者の体験を下敷きにしているとはいえ、それはもちろん事実と全く同じではない。(作中に登場するアインシュタインは原爆製造に参加しているが、そういう事実はない。)しかしながらこのマンガは、読者が原爆被害というものを理解する「手がかりとしてのイメージ」を提供してくれる。
・・・それと同じように、『もう一度生まれたら、花に』もまた、「従軍慰安婦制度」という制度的暴力について理解する際の「手がかりとしてのイメージ」を提供しているのではないか。その意味で、このマンガにも意義があるだろう。
・・・もちろん、このマンガが事実を全く正確にトレースしているというわけではないだろう。マンガとしての誇張や省略もある。それでも、韓国の若い世代が「従軍慰安婦制度」という歴史上の事象についてどのように再構成しているか、その一例として興味深い。
・・・実際の「従軍慰安婦制度」は、さらに多様な形態を持ち、またさらに過酷だ。たとえば中国戦線で祖父が所属していた第16師団では、「戦利品」として「部隊の囲いもの」となっていた中国人女性たちがいた。このことは当時の兵士であった複数の人々が証言しているし、その内容は祖父自身の経験にも合致している。そこに「業者」などを介在させる必要など、なかったようだ。こういった事情は、日本ではマンガになったりすることがない・・・。
・・・特筆しておくべきは、『もう一度生まれたら、花に』に登場するキャラクター、その愛すべき造形である。『マンガ嫌韓流』とはえらい違い(@∀@)であり、国境を越えて愛されるキャラクターではないかと感じる。彼女のたどる運命がいかに過酷であったとしても。
もちろん、あくまで漫画ですから、「もう一度生まれたら、花に」という漫画も必ずしも、事実に沿ったものではなく、フィクションかもしれません。ただし、その漫画の「ヨニちゃん」や「ミンジャお姉ちゃん」の2人の少女の身に起こった悲劇は、朝鮮を含むアジア・太平洋地域の何十万人もの女性が味わったそのものだと思います。そういう意味ではフィクションではありません。九朗氏は、実際に中国戦線で第16軍に従軍していた祖父から体験談を聞き、「戦利品」として女性を略奪した体験を聞いているようです。もちろん、そこには業者や下部の巡査などが介在する余地はなく、日本兵一人ひとり自らの手で女性を奪い取り、羽交い絞めにし、レイプするという恐ろしいことが繰り広げられていたに違いありません。九朗氏は、「もう一度生まれたら、花に」に登場するキャラクターを国境を越えて愛されるキャラクターではないかと感じるとおっしゃってますが、私も賛成です。できることなら映画化したいくらいです。「火垂るの墓」を製作した宮崎 駿監督に製作してもらいたいです。どうでしょうか? 「火垂るの墓」というのは感動作品でした。空襲に翻弄される兄妹がいましたが、最後のシーンは泣けてきました。もちろん、アジア・太平洋地域における日本軍の非道や朝鮮などの植民地の人々については描かれていませんでしたが、多くの日本人、特に子どもや女性などの弱い立場の人々も戦争の痛々しい犠牲者であることが描かれていました。「もう一度生まれたら、花に」ついても、スタジオジプリのほうで、宮崎 駿監督に製作してもらいと考えてもらいます。日本の多くの子供たちが、大日本帝国や戦争について考え、見過ごされてきた従軍慰安婦となた女性たちの悲劇をアニメ映画という視覚媒体を通してこの歴史上の事実を真剣に感じてもらえらばいいと私ながら考えます。
・・・なお、上記サイト
http://3rd.geocities.yahoo.co.jp/gl/ippeiippai/
は嫌韓厨&愛国ネチズンによるコメント欄の荒らし攻撃によって、感想などの書き込みができなくなっている。そこで本サイトでは、本サイトのコメント欄を開放し(いつものことだがw)、上記サイトの機能を肩代わりしてみようと思う。コメント欄の落書きごときを「炎上」などと表現し、さも重大に考えるようなセンチな神経は、当方まるっきり持ち合わせていないもので(@∀@)
・・・それにしても上記サイトのコメント欄は、大日本帝国の「従軍慰安婦制度」の問題を、いかに「なかったこと」あるいは「たいしたことではないこと」ということにしておくか・・・という、いいわけ大博覧会の様相を呈している。たいていがネットの受け売りの受け売りだ・・・。
なぜ彼らは、「自分たちの祖父の世代が、戦場でどのように性欲を解消していたのか」というわが国の重要な歴史を、自らの親族から聞き伝えようとしないのだろう。ナマの人間に興味がないのだろうか?たとえ「謝罪」とか「賠償」とかをヌキにして考えても、状況に追い詰められた人間の行動や精神について、知っておきたくはないのだろうか?
・・・そういう怠惰さは、一方で日本人の従軍慰安婦に対する無視、あるいは無関心にもつながっているのではないか。
コメント欄の右翼どもの荒らしを見ても、九朗氏は冷静だったようです。この文を見て感じるのですが、嫌韓厨や愛国ネチズンなどのネット右翼の大量発生の理由は、われわれの祖父の代に原因にあるのだろう。韓国や中国などの被害にあった国々では、悲惨な日本軍の蛮行について、世代を超えて伝えられている傾向が強いのですが、肝心の加害国であった日本では加害の証言が世代を超えて伝達されていません。日本政府自身が責任をもって、戦争従事者から体験を収集し、集めた加害証言を教育の場で還元するというような、ドイツなら当たり前のことをやってこなかったのです。そのようなこともあって、日本人女性も従軍慰安婦にされているのでしょうが、自国民の犠牲者に対しても冷たく関心がないという状態になってしまっているのでしょうね。以上思ったことでした。
ところで、ノンポリ氏からAMLより流されました。詳しくは下記の記事を参考にしてほしいです。
【上田知事「従軍慰安婦いなかった」 資料館記述、検討の意向】
http://himadesu.seesaa.net/article/19973118.html
埼玉ではとんでもないことを上田知事がやらかそうとしています。上田という馬鹿右翼知事を止めてください。「古今東西、慰安婦はいても従軍慰安婦はなかった。こういう間違った記述は修正しなければならない」とほざいたようであるが、事実に反するものなのだ。歴史的なわが国の過去の加害事実を嘘呼ばわりし、臭いものには蓋をして、「自国への誇り」という愛国心で子供たちを洗脳しようとする試みなど断固粉砕しなければなりません。とりあえず、「知事への提言」へ抗議を送ってください。お願いします。
従軍慰安婦、特に朝鮮人女性従軍慰安婦問題については、エントリーを書く予定です。
<転送歓迎>
こんばんは。犯罪都教委&3悪都議と、断固、闘う増田です!
●本日、都教委が私の個人情報(処分説明書、研修発令通知書、事故報告書、研修状況報告書・・・これは私の開示請求には完全非開示)を3悪都議(土屋・田代・古賀)に漏洩し、伊沢けい子都議が同文書の開示を請求しことに対しては拒否したことについて、プライバシー侵害で提訴した裁判の判決がありました。
裁判長・菅野雅之、裁判官・杉山純一、岡本典子の判決は件名の通り!? です。
いわく「個人情報保護条例10条に違反するものということになる」
<第十条 実施機関は、個人情報を取り扱う事務の目的を超えた個人情報の当該実施機関内における利用及び当該実施機関以外のものへの提供(以下「目的外利用・提供」という。)をしてはならない。>
●30日(金)朝8時、都庁第二庁舎前で、都教委糾弾のビラまきをします!
朝早いですけど「協力できる!」という方は、ぜひ、ご参加を!
右翼思想をもつやつらが卑劣極まりないのは、至極当然だ。世界に類を見ないほど卑劣な国家、大日本帝国の残滓を受け継いでいるのだから。都教委が法令に違反し、増田都子教諭に対する敵対右翼勢力である三悪右翼都議に漏洩したことに対して、伊沢けい子都議がプライバシー侵害で訴えた裁判がありました。判決ではさすがに法令に違反することを認めたのですが、しかし、三悪都議に提供された増田教諭のプライバシー情報の侵害はきわめて軽いものであり、実質的な罰則はなく、今後都教委の違法行為を助長するような判決になってしまったのです。きわめて不当であり、日本が三権分立を捨てた瞬間でもないでしょうか?きわめて危険な事態です。増田都子教諭に声援を送り、励ますためにも、ご都合のつく方はご参加ください。
梁英聖と申します。
東京で「マンガ『嫌韓流』と現代のレイシズム」というイベントが開かれますので、紹介します。
ご存知の方も多いかもしれませんが、まんが『嫌韓流』『嫌韓流2』が、すでに六十万部を突破しています。読まれた方はわかると思いますが、本書は在日朝鮮人を直接の攻撃対象とした
「レイシズムの書」であり、私たちはこういった本が広く流通し、かつ好意的に受け入れられている現代日本の状況に強い危機感を覚えています。
セミナーでは、朝鮮史の立場から板垣竜太さんが、メディアの現状批判という立場から山口正紀さんが講師としてコメントしていただきます。すでに「週刊金曜日」にも本セミナーの紹介記事が出ていますが(小林よしのりと一緒に載ってしまいましたが)、ぜひともご参集ください。
http://www.kinyobi.co.jp/Recent
(以下転送歓迎)
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○講師:板垣竜太 (朝鮮近現代社会史。同志社大学専任講師)
○日時:7月1日(土) 18:00〜21:00
*『前夜』7号でお知らせした日時から変更になりましたので、ご注意ください。
○会場:代々木区民会館
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_yoyogi.html
○参加費:各回 一般2,000円/前夜レギュラー・サポーター
会員・学生 1,500円
板垣竜太(いたがき・りゅうた)
朝鮮近現代社会史。同志社大学専任講師。メディアの危機を訴える市民ネットワーク事務局。共著にVAWW-NET編『NHK番組改変と政治介入--女性国際戦犯法廷をめぐって何が起きたか』
(世織書房)、『継続する植民地主義--ジェンダー/民族/人種/階級』
(青弓社)、『世界のプライバシー権運動と監視社会--住基ネット、IDカード、監視カメラ、指紋押捺に対抗するために』(明石書店)など。
http://www.zenya.org/oshirase1.html#060701korea1
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7月1日 夏淑琴さんの証言を聞く集い
-- その時、南京で何があったのか --
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心の傷も癒えぬまま、しかし事件を風化させないため、悲劇を語り始めた夏淑琴さんを、二度目の加害が襲います。 --「南京事件は存在しない」
ニセ証言者呼ばわりされた夏淑琴さんは、提訴を決意しました。
◆ 日 時: 7月1日(土) 18:30〜20:30(18:00開場
)
◆ 会 場: 東京ウィメンズプラザホールにて
◆ 参加費: 一般1000円 学生 500円
◆ アクセス: JR山手線/東急東横線/京王井の頭線 渋谷駅 徒歩12分
地下鉄銀座線/半蔵門線/千代田線 表参道 徒歩7分
◆ M a
p http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
<映像と解説> マギーのフィルム
*1937年当時に英国人牧師、マギー氏により撮影された
世界で唯一の「南京大虐殺事件」を記録した映像
<お話> 夏淑琴さん (事件当時のお話/日本のみなさんへ)
笠原十九司さん(都留文化大学) 南京大虐殺事件の概要
<挨拶> 王竟成さん (南京律師協会会長)
朱成山さん (南京大虐殺記念館館長)
談 臻 さん (中国側夏淑琴名誉毀損事件弁護団)
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┃・・・ 夏淑琴さんが法廷で陳述します!! ・・・┃
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6月30日(金) 13:10 〜 東京地裁 709号法廷
*傍聴券配布となりますので
12:30には東京地裁1F玄関にお並び下さい!
ぜひ、法廷で陳述する夏さんを応援してください!
弁護団による弁論にもご期待ください。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃・・ 南京大虐殺事件とは?・・┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
日中戦争(当時は日本側は支那事変と呼んだ)初期の1937年12月、日本軍が中華民国の首都南京市を占領した際、約6週間から2ヶ月にわたって、多数の中国軍捕虜、敗残兵平、便衣兵および一般市民を不法に虐殺した事件。日本では「南京虐殺」、「南京事件」としているが、中国では「南京大虐殺事件」と呼んでいる。欧米では「Nanking Atrocities 」、あるいは「Rape of Nanking」 と呼ぶ。老女や幼女を含む膨大な数の女性が強姦され、惨殺された事実を物語っている。
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ご紹介します! 南京への道・史実を守る会
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*「百人斬り裁判」の裁判の詳細はこちらをご参照ください。
http://jijitu.gaou.net/abst.html
*裁判は東京高裁でも先日5月24日に勝訴しました。
史実を守る会では多くのみなさんの入会をお待ちしています!
一緒に活動してくださる方も大歓迎です!会員のみなさまにメールニュース、ニュースレターをお届けしています。その他、上映や後援、シンポジウムなど様々な企画をしていきます。
是非下記連絡先までご連絡ください♪
20代、30代が中心に活動する楽しい会です!
◆イベント開催・運営費は任意のカンパで賄われます。
カンパのご協力をお願いいたします。
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┃ 口座名義 南京への道・史実を守る会
┃ 郵便口座 0090−7−355873
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◆主催: 南京への道・史実を守る会 http://jijitu.com./
◆連絡先: E-mail: honda_sein-owner@egroups.co.jp fax 020-4626-2381
*イベントおよび入会申し込みについては、メールまたはFAXでお問い合わせを いただけますよう、お願いいたします。
*上記サイトにても、入会に関する詳細をご案内しています。ご参照ください
。
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┃more info ┃ こちらをご参照ください☆
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◆撫順戦犯管理所や元兵士の戦後の活動に関心のある方はこちら↓
撫順の奇蹟を受け継ぐ会 http://www.tyuukiren.org/
◆その他の中国人戦争被害事件について詳しく知りたい方はこちら↓
中国人戦争被害者の要求を支える会 http://www.suopei.org/index-j.html
◆南京事件の史実をめぐるせめぎあいが行なわれている教科書問題↓
子どもと教科書全国ネット21 http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/
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大爆笑
だと〜!!
お前、いい加減首吊って死ねよ。いやただ死ぬだけでは済まされない。てめえのような従軍慰安婦被害女性に対して、侮辱し、加害の歴史の認識が欠如したセカンドレイプ加害者野郎には、投獄も死刑も拷問すらも温情が過ぎるぐらいだ!!!韓国の西大門刑務所跡にいって、韓国の良識派の鉄拳で、死ぬまでこっていりと痛めつけてもらえ!!!名作ですよ、これ
何度読んでも感動します!
1コマ目の、後進国そのものの風景が
戦中・戦後にわたる日本人の努力によって
ラストシーンのような近代化を成し遂げているのです☆
ミャンマーでの慰霊
http://www.amda.or.jp/journal/asmp/0407-11.htmlにでてくるミョキンター村およびベイジー村にいた日本兵たちは、純粋な人間の心をもって、「いつまでも一緒にいるとおまえ達も攻撃されるから早く帰れ」というのは、感動ものではないですか。ただし、現実の日本軍は、ビルマにおいても、中国、インドシナ、フィリピンなどの多くのアジア・太平洋諸国では、住民から家畜や資材を奪い、住民を強制連行し、ところかまわず婦女に暴行を加え、スパイ狩りと称して住民殺戮の数々を行った卑劣な"ファシスト・ジャパン"でしかないことを考えるべきでしょうね。
高麗博物館(http://www.40net.jp/~kourai/)の特別企画展「海南島で日本は何をしたか--戦時朝鮮人強制労働・虐殺 日本軍『慰安婦』--」の終了日( 2006年7月16日)が近づいてきました。
高麗博物館の開館時間は、12:00〜17:00で、月曜日と火曜日は休館します。
住所は、東京都新宿区大久保1-12-1 第2韓国広場ビル7階です(電話・FAX03-5272-3510)。
紀州鉱山の真実を明らかにする会
http://members.at.infoseek.co.jp/kisyukouzan/
体調を崩し、ご心配をかけて申し訳ありませんでした。ずいぶんと回復しまして、大丈夫です。体調には気をつけないといけませんね(といいながら、明日も朝早く学校へいかないといけないのに、こんなに夜更かししていますが・・・・(笑))
ところで、日本軍について思い当たるところをいろいろと調べて見ました。
日本軍の真の歴史的なあり方について、お尋ねしますが、どちらの姿が真の日本軍(大日本帝国軍)だとお考えでしょうか?
A:凶暴で暴虐非道で非人間的・没個性的な殺人マシーン集団
参照:
ビルマにおける日本軍の住民虐殺事件―カラゴン事件について
http://uyotoubatsunin.seesaa.net/article/18714731.html
ノーモア南京の会・東京
http://www.jca.apc.org/nmnankin/index-j.html
南京事件 小さな資料集
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8503/
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/html/01/060.htm
「私の村は日本軍によって消された」
アジアフォーラム横浜2000年証言集会−蕭雲さんの証言を聞く会−に参加して
杉浦 和義(船橋法典高校分会)アジアフォーラム横浜は、12月8日の太平洋戦争が始まった12月8日を選んで横浜で毎年行われている集会である。7回目の今回は、マレーシアから蕭雲(シャオ・ユーン)さんが来てくれた。蕭さんは今年66歳。8歳だった1942年、日本軍はマレーシア・ネグリセンビラン州のイロンイロンという山奥の村で、3月18日に敵性華僑狩りを行い、家族を含め村人1474人が虐殺された。
その日の朝、日本軍が来るという話を聞き、彼の母は「戸籍調査に来ただけだから、心配はないだろうと」と逃げなかったが、シャオ少年は恐怖を感じて一人で逃げた。その夜に戻ってくると家には誰もいず、日本兵が残りの村人を捜しに来たがベッドに隠れて難を逃れた。しかしその夜日本軍は村の家を焼き、翌日大勢の死傷者を路上で見ることになった。生き残った人からは、日本兵が女性をレイプし、抵抗して逃げようとした人を銃剣で刺し殺したことを聞いた。それから40年間イロンイロン村は消えた村になった。
彼の話は青木書店発行の「マラヤの日本軍」で読んで知っていたが、やはり本人の直接の証言は胸に迫る。さらに今回は、これまで伏せられてきた華人の抗日共産主義ゲリラや英軍ゲリラの存在、そして接触が証言の中で触れられ、歴史がいっそうリアルになった。また日本軍の占領時代に強制されたため「最敬礼」が自然に出てしまう様子に残酷さを感じた。
今年の12月にはシンガポールの大検証(日本軍による敵性華僑狩り)の体験者の方をお呼びすることが決まっているそうである。99年には横浜に引き続いて船橋市でも集会を持ったが、今回も千葉で集会ができないだろうか。協力者を募りたい。
ところで12月29日の朝日新聞でも報道されたが、シンガポールでは小学4年生の半分を使って日本の支配THE DARK YEARSについて教え、そのための教科書、ワークブックが作られている。シンガポールのアイデンティティ、国への帰属心を育てるための政治的な取り組みの一つではあるが、日本における教科書攻撃や東南アジアへの侵略についての記述が減少している状況に対する反発も背景にあるのではないだろうか。教科書は手元にあるので、興味のある方は杉浦まで問い合わせください。
ルソン島北部のアブラ州の出身で、両親は農民でした。鶏や豚、山羊にカラバオ(水牛)、羊や牛などの家畜も飼い、食べていくのにまったく不自由のない暮らしをしていました。ところが1943年、私がまだ11歳の時に突然日本軍の大隊が近くに来たのです。そして村長であった父を、ゲリラをかくまっているのではないかと尋問したのです。
日本兵は、何も知らないという父を柱に縛りつけ、首から下の皮を徐々にはいでいきました。父は私たちに助けを求めて叫んでいました。上の二人の兄はどこかに連れて行かれ、幼い弟と妹は銃剣で刺し殺され、母も私の目の前で日本兵にレイプされました。私自身も抵抗してそのときに腕に傷を負いました。
その後姉二人とともに日本兵の駐屯地に連行され、来る日も来る日も洗濯など日本兵の身の周りの世話をさせられ、レイプされ続けました。どれくらいの期間であったのかは見当もつきません。日本兵が出かける時には私たちも裸足で山や川を歩き回り、抵抗すれば熱いタバコなどを押し付けられました。ところがある時、爆撃を受け、姉と逃げ出すことができたのです。
B:軍規厳正で住民から尊敬される紳士的な軍隊
◇◇◇◇トニー高橋の西方見聞録◇◇◇
忘れられたアンダマン戦跡
http://72.14.203.104/search?q=cache:bG14T0js4OwJ:backno.mag2.com/reader/BackBody%3Fid%3D200311111400000000075601000+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%80%80%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%81%95%E3%82%93&hl=en
インドのチェナイから空路2時間。マグロの大群と泳げたり、原住民がいまだそのままの生活を続けているインド領アンダマン諸島はボートで1時間も南下すればマレーシアの諸島に到達するほどの距離にある。
第二次世界大戦における日本軍の東南アジア駐留の話しや連合軍との戦闘などのはどこでも良く聞く話であるが、このような小さな島々で、しかもインド領での話しはあまり聞いたことがない。「もう、老いぼれたこの私が、子供のころになるが、日本人から剣道と数字を教わった。規律がしっかりしていて軍隊らしかった。」とヴィシャルさんは言った。当時、イギリスが統括していたこのアンダマン諸島は、植民地支配から独立を狙うレジスタンスの強制収容所になっており、インド中から反政府ゲリラなどが流刑されていた。その中、戦争から日本軍が上陸し、イギリス軍との激しく戦闘が展開されて、双方に大きな犠牲が発生した。当然、お互いを支えた地元の人もである。
ヴァシャルさんは当時、荷物運びを手伝ったり、イギリス人捕虜に果物を手渡していたりしていたらしい。剣道はいつも日課だったらしく、掛け声や点呼の数字は今も頭に残っている。戦跡を思い出させる光景は、今も街角や桟橋にはみられ、日本軍が建てて残したトーチカや機関銃の跡がさび付いて取り残されている。・・・・・・・・
今も各地に残る日本統治時代の痕跡(2)
http://k-mokuson.at.webry.info/200507/article_17.htmlより
4印領アンダマン・ニコバル「大日本帝国」最先端にいまも生きる「日本語世代」
<前略>
スマトラ沖津波に「呑み込まれた島」で「君が代」を歌う人々に出会った
アンダマン・ニコバル諸島の州都ポートブレアにある難民キャンプを取材中、突然、「メシクワナイ?」と日本語で声がする。ジェームス・クルヘート氏80歳。この難民キャンプ地で家族と暮らす。3人の息子と4人の娘のうち、一番下の娘とその夫が津波にのまれ行方不明となっている。
ジェームス氏はなぜ日本語を話すことができるのか?
彼は、問いかける前に「君が代」や「さくら」を歌い始めた。そして、「私は生まれて直ぐに両親をなくした。1942年からアンダマン・ニコバル諸島に駐留していた旧日本軍に育てられた。学校に行かせてくれた。先生の名前はモリヤ先生とイトウ先生。国語や算数、音楽では日本の歌をたくさん習った。今でも覚えています。日本には感謝しているよ。とても日本は好きだね。私は今でも子供や孫にも日本語を教えている」と語った。
実際に彼の妻や子供たちも日本語で挨拶し「桃太郎」の歌を合唱していた。
<中略>
取材の上で驚いたことはアンダマンの人々がかつての駐留日本軍に対して反日感情を抱いているかというとそうではなく、逆に親日家が大多数を占めていたことだ。ジェームス氏も話していたが、直接この地が火を噴く戦場ではなかったことで、駐留旧日本軍と現地政府、市民との間に一体感のようなものが生まれた。
行政、教育の提供、例えば当時の孤児のための集団寄宿舎や学校の開設、南アンダマン島にある国際空港の建設、空港からポートブレアの町に繋がる道路、ロス島とポートブレアを結ぶ定期船便の設立といったものがある。こうした恩恵をこうむった人々が次世代に当時の状況を語り継いできている。もちろん日本のハイテク技術に対する知名度がこの地でも幅を利かせているが、世代を超えて語り継がれる日本軍との思い出が根強く浸透しているようだ。
<後略>
戦争中には日本兵との交流もあったというトーライ族。彼等は、駐留する日本兵から日本 の言葉や歌の他、畑の畝の作り方、ヤシの実を使ったお酒づくりなどを教わったのだそうだ。現在、村のお年寄りの中には、日本の歌を歌える人も残っている。今回は、江畑浩規が、日本の歌なら童謡から軍歌まで歌えるというトーライ族の生活を体験する。
戦時中から戦後にかけて、日本軍兵士と交流があったトーライ族。ヤバというバナナを発酵させて作るジャングルジュースと呼ばれるお酒は、日本軍が彼ら に教えたものです。お年寄りの中には、日本の言葉を覚えていたり、日本の歌を歌える人たちもいます。日本の 歌は、童謡を はじめ、軍歌など、多くの歌が歌われていて、子供たちも歌う。日本の兵士たちは、戦争とは関係ない流行歌や童謡などを好んで歌ったそうで、そういった歌がトーラ イ族の間にも受け継がれているのです。トーライ族の人たちは、日本人を見ると「ラバウル小唄」も歌ってくれます。「ラバウル小唄」は、戦争 末期から戦後にかけて日本国内でも広く歌われました。この歌は、昭和15年にレコードが出た「南洋航路」 の替え歌で、ラバウルにいた将兵の一人、佐竹中尉が歌い出したものと言われます。佐竹中尉は、兵隊を楽しませるために熱心に演芸班を支援したといいます。また当時、ラバウルにいた兵隊たちは「ココポ黄昏て」という歌もよく歌ったのだといいます。
・・・・・ほとんどの年配のインドネシア人は日本軍のおかげで400年のオランダ支配から独立できたと言うし(400年というのもまたすごいよね...)、どちらかというと占領期間が短かった分、悪い思い出も少ないのかもしれない。もちろん、日本軍の野蛮行為はここでもあって、アタンタ・トーというインドネシア人の有名な作家によるとインドネシアの西に連なるヌサ・テンガラ列島のまだ未開の島々に従軍慰安婦としてジャワから送られた女の子たちが、終戦後日本軍にそのまま置き去りにされ、未開人〇〇族の奴隷妻になっていた(ちなみにこの島はスハルト時代に政治犯の流刑所があって、アタンタ・トーはここに政府を批判をした政治犯として刑に服していた)というような話もある。
それでも多くの私の出会った年配のインドネシア人は、親日である。東ティモールでも第2次世界大戦中に日本軍のスパイになってオーストラリア軍と戦ったというティモール人のおじいさんにも会ったけれど、不思議なことに私の会った多くの場合「日本軍は体罰などは本当に厳しかったが、言っていることの筋は通っていた。日本軍がいう頃は泥棒など一人もいなくて治安はよかった」という。「オランダ軍は現地人を家畜のように扱ったが、日本人は学校を作り、浴場(銭湯?)を作り、体をきれいに洗うことは大事だとか、基本的なところを教えてくれた」という人もいた。(そういえば、現在もある、隣組制度とか自治会制度は日本とそっくりだから、もしかしたら日本占領時代の名残かも)
なんと、ビルマ戦に出兵した数33万名、うち戦没者が19万名であったということには驚いたのでありますが、そのほかにもフーコン谷地の戦、雲南省拉孟、騰越、龍陵の戦とビルマ北方において展開された戦いは想像を絶するものでありました。乏しい武器、食料補給のない戦いでありますから、進軍すればするほどに窮状が増し、その犠牲者も多かったとおもわれます。一時は56年間のイギリス支配から開放してくれた日本軍にたいして喜びの歓迎を受けたものの、ビルマ義勇軍を核としてビルマ防衛軍の編成をし、ビンタ、鉄拳による訓練、一方では農産物である米、綿を組織的に収奪、占領3年目に開始されたインパール作戦では、農民が最も大切にしている牛を何十万頭も徴発したということであります。まさにインパール作戦はビルマ軍が反乱を起こし連合軍側についてしまった事が敗戦の原因になっていると言われています。日本軍について、インターネット上にある情報を調べてみました。意外なことに、結構な数の右翼側の都合のいい日本軍についての情報がありました。必ずしも右翼的サイトからでてきているわけでもなく、すべて嘘だと決め付けるわけにはいけないでしょう。
私はこれらの事から推測して、過去の行為を持った日本人に対しての深い感情はどんなであろうかと不安もひとしお。心配の気持ちでヤンゴンに到着したのであります。しかし、意外にも空港内を走る車、市内を走る車の90%は日本車の年代物。しかも、日本文字塗装はそのままで使用していることに驚いたのであります。またミャンマー宗教者への表敬訪問の際には40分間も話が弾み、実に和やかであったことは今なお印象深いのであります。
(中略)次にニャンウーからパコックに入り、荒涼たる耕地を左右に眺め、でこぼこ道を走りミョキンター村寺院に到着。300人程の歓迎を受け、寺院本堂に安置されている仏像の正面に、日本から持参した御社を設置し、御供物を献じて、天理教式にて慰霊の祭儀を厳粛に勤めさせて頂きました。引き続き、ミョキンター村およびベイジー村の僧侶又住民と懇談した折、80歳から 90歳位の村のお年寄り十数名が私共を待ち受けて、当時の日本兵の様子等を語って下さったのであります。意外にも「日本兵はとても優しく、西瓜がとても好物で何度となく食べてもらった。わしはお礼に手ぬぐいをいただいた。また日本兵の所に行く度、いつまでも一緒にいるとおまえ達も攻撃されるから早く帰れと言って俺達を気遣ってくれた。」と涙して真剣に真実を語る面持ちには私達も感涙し頭の下がる思いでありました。ベイジー村であろうか日本兵の遺体を発見して埋葬してくださった場所に案内され、私共は各々に線香を手向け、当時のご苦労を偲び、心からご冥福をお祈りしたのであります。
神戸学生青年センターの飛田です。複数のメーリングリストに投稿します。重複
して受け取られる方には申し訳ありません。
チラシは、http://ksyc.jp/s-ts/20060801izoku-syuukai.pdf です。
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韓国・朝鮮の遺族とともに遺骨問題の解決へ
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証言集会 in 神戸
父親を強制連行された遺族(韓国)の声を聴く
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現在、日韓の政府間で「遺骨」をめぐる協議が続けられています。この具体的な課題に市民サイドからも関わり、少しでも多くの人々の認識を深めるため、韓国・朝鮮の「遺骨」に関係する遺族を約20名お招きし、7月28日の目黒区祐天寺での追悼から、北海道猿払村で発掘作業を終える8月25日まで全国各地で様ざまな交流の場を持ちます。東京で「韓国・朝鮮の遺族とともに‐遺骨問題の解決へ2006夏」 全国実行委員会が作られ、戦後61年目の夏に、遺骨問題解決のために活動を展開しています。 神戸では、韓国より二名の遺族をお迎えして証言集会を開きます。是非ご参加ください。
●日時:2006年8月1日(火)午後7時
●会場:神戸学生青年センター TEL 078-851-2760
(阪急六甲下車徒歩3分、JR六甲道下車徒歩10分)
●参加費:800円
●証言@ 姜 宗豪 (カン・ジョンホ)さん(65歳、ソウル在住、本籍済州島)
1943年、父が漁船ごと徴用され、その後行方不明。1943年3月頃、知人が長崎の港で父と会い、「軍需物資を南洋諸島に運搬する木船の機関士として勤務することになった。今回出航したら、生きて帰るのは難しいだろう」と言ったと伝えている。
●証言A 鄭 倫ウ(チョン・ユニョン)さん (52歳、ソウル在住)
夫の父・朴光植さんは、夫が生まれて3日後に動員され、九州の炭鉱で仕事をしたと聞いている。解放後、一緒に徴用された人の話によると2隻の船に乗って帰国の途につき、義父の船は遭難した。夫なり後、苦労した夫の無念を晴らすため運動に関わってきた。
●主催:「韓国・朝鮮の遺族とともに‐遺骨問題の解決へ2006夏」全国実行委員
会
http://homepage3.nifty.com/iimptc/index.htm
<事務局>〒106-0032東京都港区六本木3-5-11 松本治一郎記念会館内
電話:03−5562−0152 Eメール:noriaki.fk@nifty.com
<共同代表>有田惠宗 (曹洞宗 宗務総長)/上杉 聰 (アジア・太平洋地域の戦争
犠牲者に思いを馳せ、心に刻む会 呼びかけ人)/内海 愛子 (恵泉女学園大学 教
授)、清水 澄子 (フォーラム平和・人権・環境 副代表) /殿平 善彦 (強制連行
・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム 共同代表)
●共催 神戸学生青年センター http://www.ksyc.jp
●神戸集会連絡先:〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1 神戸学生青年センター
内
飛田雄一 TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878 e-mail hida@ksyc.jp
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飛田雄一 HIDA Yuichi 神戸学生青年センター
http://www.ksyc.jp hida@ksyc.jp
Kobe Student Youth Center
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
3-1-1Yamada-cho, Nada-ku, Kobe
657-0064 JAPAN
TEL +81-78-851-2760 FAX +81-78-821-5878
『パトローネ』66号(7月1日発行)に掲載する10回目の海南島「現地調査」の報告を添付します。感想を聞かせてください。ということです。
秋田の小林です。
表題の秋田ピースマガジンakpeace[00230] を転載します。
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北朝鮮の核保有戦略やミサイル戦略は間違っていると思いますが、世界平和の立場でこれを批判するのと、戦争準備のために北朝鮮の一挙一動を利用するのとでは180度意味が違うということを
はっきりさせるべきだと思います。
しかし、米軍は何千発もの核ミサイルを持ち、日米にはミサイル発射場がたくさんあります。
@〔参考サイト〕世界のロケット発射射場
http://spaceinfo.jaxa.jp/note/kikan/j/kik02_j.html
日米は自らの脅威・挑発が招いている北朝鮮の対応を利用して、さらに戦争の脅威と挑発を拡大しようとしています。この挑発のエスカレーションは、戦争に行き着きます。こんな悪循環は絶対
に止めねばなりません。
北朝鮮が衛星を発射した場合は、ロケットが秋田県の上空を飛び越える可能性は否定できません。もしそういうことになれば、イージス艦が秋田に寄港したり、秋田の上空を米軍戦闘機が飛ぶ
のと同様に、許せないことだと思います。
6月24日、1時からアゴラ広場に集まって、
平和憲法を変えないぞ!秋田集会を大成功させましょう!
http://www.geocities.jp/peacemag2004/syu-tirasi.pdf
**************************
秋田ピースマガジン実行委員会
平和に関するニュースを適時配信中!
登録・解除は管理者あて、
peacemag@vmail.plala.or.jp
に「配信希望」もしくは「停止希望」と送ってください。
ご意見・情報も上記のアドレスに送ってください。
http://groups.yahoo.co.jp/group/peacemag/
**************************
至極当然のことです。何かとテポドン報道が多くなってきました。北朝鮮側は「衛星の打ち上げ」だと主張しています。北朝鮮政府の言い分を信じるのではありませんが、アメリカの言うことを信じて、北朝鮮の主張を嘘だと決め付け、ミサイル発射であると主張して敵愾心を煽り、軍事化を推し進めようとする日本のマスゴミどもにはあきれてものが言えませんね。第一に、イラク攻撃する理由に「イラクが大量破壊兵器を保有し、隠している」ということでしたが、嘘で、「大量破壊兵器」など痕跡すら見つかっていないではないですか。アメリカは核保有し、北朝鮮に核ミサイルを向けている。スパイ衛星で北朝鮮を宇宙から監視している。ミサイル実験だって行っている。北朝鮮にだって同様の権利があると考えるのは自然じゃないですか?もちろん、北朝鮮のミサイル実験に反対です。ですが、軍事的に追い詰めて、北朝鮮を追い詰めているのは日米両国です。この記事が主張するように、自らの脅威・挑発が招いている北朝鮮の対応を利用し、さらに戦争の脅威と挑発を拡大しようと試みています。このような戦争に繋がりかねない悪しき試みを断固粉砕しなければなりません。でこのAMLを転載しました。
2006年夏
実行委員会一同
◆期 間 2006年8月18日(金)〜25日(金)(7泊8日)
森田俊男(もりたとしお 国際平和教育研究会代表
)
パネルディスカッション「東アジア共同ワークショップの歩みと未来」
殿平善彦、鄭炳浩、姜恵禎、ワークショップの若者たち
2000年の国立や2003年の七生養護に関し、三都議の議会質問や都知事答弁の数ヵ月後に出た厳しい処分を想起させます。(このころはさずがに免職はなかったが)
増田さんが「坑道のカナリア」であったことを、実証するような答弁内容です。教員のみなさまには学期末試験前のご多忙な時期に当たりますが、一人でも多くの方々にカナリアを救援する集会に参加していただければと思います。
「『侵略』の真実を教えるとクビ!? 増田さんの不当解雇撤回を求める7.9集会」
日時 7月9日(日曜)14時15分開場 14時30分開会
16時30分閉会予定
会場 豊島区勤労福祉会館6階大会議室 東京都豊島区西池袋2-37-4
03-3980-3131 池袋駅南口下車 徒歩約7分 池袋消防署隣り
内容 講演「増田さんの解雇問題とアジアの人びと」
森 正孝監督(語られなかった戦争 パート1「侵略」などの映画監督)
こんばんは。増田です。
6月14日の伊沢けい子都議の都教委追及質疑の議事録(速報版)が公表されていますので、添付ファイルに付けます!
第二に、教育内容への不当な支配を象徴するようなことが起こっておりますので、今、取り上げたいと思います。
この三月、都教委は、中学校の社会科教員として三十三年間務めてきました増田都子教諭を、免職処分、つまり解雇することを行いました。増田教諭は、日本の侵略戦争の歴史の反省や平和と民主主義を教えることに努力し、授業の中で紙上討論という
方法を取り入れ、教育効果を上げてきました。
紙上討論というのは、紙の上で討論をするということです。生徒同士、先生も交えて、戦争責任や原爆問題などのテーマを設けて、生徒たちに口頭ではなく必ず紙に意見を書かせて議論を深めさせてきたのです。中学生たちの意見を読むと、驚くほどしっかりとした意見を皆書いております。
昨年、増田教諭は、公民の授業で日本によるアジアへの侵略戦争と植民地支配について考えさせようと、韓国で盧武鉉大統領が行った三・一演説を生徒たちと読み、大統領に手紙を書くということを生徒たちと行いました。
増田教諭自身も手紙を書きました。その手紙の中で、都議会で、二〇〇四年、古賀俊昭都議が、日本は侵略などしていない、どこを、いつ、どの国を侵略したか聞いてみたいという発言を批判したということ、そして、東京都が採用している扶桑社の教科書を、歴史事実をつくりかえる歴史偽造主義と批判したことを不適切として、都教委は増田教諭を戒告処分にし、昨年九月、教壇から外したのです。そして、ことし三月までの半年間、都の研修センターに送り込み、三月に免職にしたのです。
そこでお尋ねをいたします。古賀都議が都議会で行った、日本はどこも侵略したことがないという趣旨の発言を増田教諭が批判したことを都教委が不適切とし、処分理由にしたということは、この発言を都教委は正しいと認識しているのでしょうか。
少なくとも、日本政府を代表して村山首相、小泉首相など歴代の首相も過去の侵略の事実を認め、政府として謝罪を行っています。また、日本が侵略を行ったことは紛れもない歴史的事実として世界的に知られていることですが、見解を伺います。
また、扶桑社の教科書はアジアへの侵略戦争を自存自衛の戦争としておりますが、このような歴史観を東京都は正しいと認識しているのでしょうか。
このような歴史認識は事実と明らかに異なっていると私は思いますが、百歩譲っての真偽を一たん横に置いたとしても、授業の中で批判をすることさえ許されないのでしょうか。増田教諭が受けた研修の中で、教育庁の園田法務監察課長が、検定済み教科書はすべて正しいので、扶桑社教科書批判を子どもに教えることは公務員は許されないと指導したというのは本当でしょうか。
明らかに歴史的事実と異なることを批判したことをもって教壇から突然外し、研修を半年間も受けさせ、あげくの果て免職にするというのは異常ではないのでしょうか。つまり、都教委の考えに合わない教員はやめさせてよいということを意味し、その前例をつくろうとしているのではないでしょうか。これこそ権力の乱用というほかありません。
また、昨年から半年間にわたって都の研究所で行われていたことは、侵略戦争について教えていたことの反省を繰り返し迫るようなレポートを増田教諭に書かせるもので、これこそ教育基本法十条が禁止している行政による不当な支配、介入に相当するのではないでしょうか。
さらに、半年間にもわたり研修所という密室で行われていたことは、行政による教育内容への不当な介入であるほか、毎日、トイレに行った時間や携帯電話で話した時間、内容まで都職員が日誌に記録していたというのは事実でしょうか。その目的は何ですか。これは明らかに人権侵害ではないのでしょうか。
教員には教育基本法にのっとって真実を教える義務があるのであり、歴史的事実を具体性を持ってわかりやすく教えることがなぜ問題視されるのでしょうか。また、今ほど日本にとって、アジア近隣諸国はもとより、世界じゅうのすべての国々と友好関係を築けるのかどうかということが問われているときはありません。
そのようなときに、日本による侵略戦争を含む近現代史の事実を子どもたちに教えることはどうしても必要なことではないのでしょうか。そして、第一次世界大戦、第二次世界大戦の原因とその結末を、二度と戦争の過ちを犯さないためにも、子どもたちに教えることは非常に重要だと思いますが、見解を伺います。
既に免職処分は、今、国際的にも大変問題視されており、韓国のメディアでも大きく取り上げられました。また、盧武鉉大統領の側近の薛東根氏を通じて、増田教員への支援のメッセージが寄せられているほか、五月に増田教諭は、釜山市で教員六百人、市民三百人を前に講演を行い、広く韓国の人たちの関心を集め、国際的にも注目を集めることとなっています。
最後に、米長教育委員についてお伺いします。
米長氏は、最近、「週刊現代」などの雑誌上でさまざまなスキャンダルが報じられております。都教委はこれらの事実関係について調査をしていますでしょうか。
これらの疑惑の真相を今都民の前に明らかにすべきではないでしょうか。もし事実だとす
れば、教育委員として都民の信頼を裏切るものであり、辞任を求めるべきと思いますが、見解を伺います。
私が申し上げたいのは、都民にとっての教育の観点、国際的な観点からも、都教委は現在の不当な教育への介入、支配をやめなければ、教育現場における閉塞状況はますます強まり、国際的にも他国の人たちから不信を買うことになるということです。
<転送大歓迎!>
こんばんは。犯罪都教委&3悪都議と、断固、闘う増田です!
●7月14日(金)、午前10:30〜東京地裁627号法廷において、都議・土屋たかゆきの尋問
午後は、都議・古賀・田代の尋問です。
傍聴は抽選ですので、午前10:10までに地裁玄関前に来てください!
●6月16日の3悪都議糾弾裁判の傍聴記を、もう、一人書いてくださいましたので、ご紹介します!
被告側の弁護士は、アメリカ仕込みなのでしょうか、アメリカ映画の裁判場面に出てくる弁護士みたいにパフォーマンス過剰、いかにも、びっくり、信じられない、大きくため息をついたり、偏向教育!ヒドイ教師!と印象づける演出をします。「
反対意見の生徒に増田先生は、何倍ものコメントを書き、その生徒を萎縮させる、先生の意見にマインドコントロールすることだ」ーー生徒は自分の意見に沢山コメントがつくのは、本気で自分と向き合ってくれるていることでうれしいのじゃないのかなあ・・・
ところで、キャンプシュワブについて、私も弁護士さんに言いたいです。あなた、どこで調べました?それ、ホントですか?!私が、辺野古で古老から聞きた話は違います。サンフランシスコ講和条約が調印され、日米安保条約が締結されたとき、沖縄は恒久的に基地化されることになった。米軍は農地を守ろうとする農民を「銃剣とブルドザー」で追い散らし力ずくで土地接収を進めていった。当時、辺野古の村長は、沖縄全島を歩き、反対した村の悲劇をつぶさに見て、反対する村人達
を説得して回り、泣く泣く基地受け入れを同意させたそうです。
元生徒の傍聴記、ホントにいいですね。元生徒とこんな再会ができたのは、裁判のお陰!
増田さん、闘い続けなくてはなりませんね。
元生徒さんの意見に、賛成!!
「日本の植民地統治は韓国の近代化を阻害」
慎縉チ愼ノ楪觜饉腟舛凌¬叡論�策と植民地近代化論批判』(文学と知性社)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/24/20060624000017.html
『解放前後史の再認識』に、今度は右派民族主義陣営が反撃か?
社会学者として韓国近現代史研究に大きな業績を残した慎縉淑シン・ヨンハ)漢陽大客亜Φ次ΑΒこれまでに函�修靴刃席犬里覆・・蕁・艝帝国主義と植民地近代化論を批判した内容をまとめて出版した�」
著者は「一部の人の間で、日帝が植民地時代に遂行した政策が韓国を“近代化”してくれたという“植民地近代化論”が普及している」と嘆き、日本の植民地政策こそが韓国の近代化を阻害したと主張している。
政治的近代化の面では、日帝が憲法ではなく、総督の命令により強圧的に統治したことを挙げ、反論した。また社会的近代化の面では、生命と身体の自由など、基本的市民権すらはく奪され、文化的には韓民族固有の文化が抹殺されたことを挙げた。
最大の論点は経済的近代化だ。日本は植民統治下で半封建的地主制度を強化し、産業資本主義の確立ではなく、韓半島(朝鮮半島)を日本本国が独占する商品市場として改編する政策を行なったと著者は主張している。
また当時の工業施設はそのほとんどが軍需施設で、現在の北朝鮮地域にあったため、1960年代以降の韓国主要企業のうち、99%が光復(日本の支配からの解放)以後の新生企業であるとし、日帝による経済的近代化を否定している。
ユ・ソクジェ記者
朝鮮日報
東京都新宿区戸山で17年前、頭蓋骨(ずがいこつ)などの人骨が100体分以上発見された旧陸軍軍医学校の敷地近辺に、さらに大量の人骨が埋められている可能性が出てきた。同校で看護師を務めていた女性が今年、「進駐軍に見つからないよう人体標本を3カ所に埋めた」と初めて具体的に証言し、川崎厚労相に23日に面会して、その事実を伝えた。人骨には、日本兵の戦死体に加え、対戦国人の遺体も含まれているとみられる。厚労省は同地区を発掘調査する方針だ。
証言したのは、元陸軍軍医学校に召集されて勤務していた都内在住の石井十世さん(84)。戦争中、戦死体とみられる遺体などを解剖し、人体標本として病院内に保管していたことや、終戦後、占領米軍に見つかることを恐れた関係者が敷地に標本を埋めたことなどを市民団体メンバーに語り、厚労相にも23日に面会して証言した。 同地区では89年7月、国立予防衛生研究所(当時)の建設中、頭蓋骨、大腿(だいたい)骨など100体以上と見られる人骨が見つかっている。新宿区が鑑定を専門家に依頼し、「日本人とは異質とみられる骨が含まれる」「ドリル、のこぎりによる加工の跡がある」ことが分かった。
石井さんによると、この人骨が発見された場所は、当時関係者が埋めた地点の一つ。その他に2カ所、人体標本を埋めた地点があり、うち1カ所は自分自身も作業を手伝った、という。
付近には戦時中、陸軍の医療関係の施設が集中していた。戦時中、中国で細菌や毒物などの生体実験をしたとされる「七三一部隊」(関東軍防疫給水部)の日本における研究拠点もあった。
石井さんは「霊安室の遺体の多くには名前がなく、番号札がつけられていた。中国での戦死体ではないか。日本人以外の遺体も含まれていたように思えた」と話す。
新たに人骨が埋められていると指摘された2カ所はいずれも国有地で、公務員住宅などに使われている。
◇
旧陸軍軍医学校周辺では、89年に人骨が見つかった場所のほかにも人体標本が埋められたとの情報が以前からあり、厚労省が01年にまとめた調査報告書でも指摘されている。ただ、直接的な証言が乏しく、場所も特定できないことから、厚労省はこれまで発掘調査の必要はないとしていた。
しかし、自ら人体標本を埋めるのに立ち会ったとする具体的な証言が飛び出したことで、状況は一変。川崎厚労相は自ら石井さんと面談して話を聞き、「調査」を明言した。
新たに人骨が埋められたと指摘された土地のうち、厚労省が管理する土地はもともと公園用地として東京都に払い下げられる予定だったが、周辺の人骨騒ぎで中断していた。
◇
〈馬場悠男・国立科学博物館人類研究部長の話〉骨を分析すれば摂取量の多い食品が分かるし、東アジア人かどうかなど区別はつく。歯科治療は日本と中国とで違いが大きい。ただ、分析を尽くしても、中国人と断定したり、ドリルの跡が生前に受けたものかどうか見分けたりするのは極めて難しい。
沖縄戦を控え、旧日本軍が若年者や中高年まで動員した「防衛義勇隊」の構成が二十二日までに、米国立公文書館に保管されていた文書で分かった。米軍上陸直前の今帰仁村に関するもので、連日二千人以上を動員し、その中に避難民まで含めたことを明記。発見した関東学院大学の林博史教授は「根こそぎ動員の実態を示している」と話している。青壮年層に限って召集された防衛隊などに比べ、不明な点が多かった義勇隊の研究進展に、貴重な資料になりそうだ。(阿部岳)
文書は一九四五年三月二十一日付の「帝国防衛義勇隊の動員のための人員調査報告」で、今帰仁村の隊長から国頭郡の隊長あて。 それによると、同村内での訓練などの動員は、労務従事者や病人を除いた村民が対象。その数は同月十七日に二千三百七人、十八日に二千二百四十六人だった。ほか避難民を各日百五十三人、百十五人動員した状況など詳細に記している。
日本軍文書を押収した米軍が、英訳して保管していた。民間人からの聴取を基に、米軍の注釈として「動員された民間人の多数は竹やりだけ、あったとしてもナイフしか武器を与えられていない」「米軍が上陸してくるとほとんどは逃げてしまった」「今帰仁地区の人口は一万人と推定され、十六歳から六十歳の男はすべて動員された」と指摘している。
当時十五歳だった同村運天の渡久山祐弘さん(76)は、「徴兵や防衛隊の召集が続き、地域には私たち子どもや女性、お年寄りしか残っていなかった」と証言する。自身は義勇隊には動員されなかったが、飛行場や防空壕の建設に駆り出された。
義勇隊について、沖縄国際大学非常勤講師の津多則光さんは「この時点で法的根拠がないあいまいな存在で、実態は部分的にしか把握されていない。弾薬運搬や負傷兵後送など防衛隊の補完的な役割が強いが、戦闘参加もさせられている」と分析する。各部隊の都合で、女性や十三歳の召集もあったという。
文書を発見した林教授は「一木一草に至るまで、使えるものはすべて利用するという日本軍の考え方が具体的な数字として表れている。人口の四分の一に当たり、文字通りの根こそぎ動員だ」と指摘した。
これが日本だ ファシストジャパン
http://www.sankei.co.jp/asia/hello/myanmar/fascist/01.htm
ミャンマーの学校の歴史教育で描かれる日本のイメージは決してよいものではない。それを代表する言葉が「ファシスト・ジャパン」である。この言葉が生まれた時期は第2次世界大戦中にさかのぼる。中国戦線でイギリスの援助を受けた蒋介石軍に手を焼いた日本軍は、当時のミャンマー、英領ビルマに侵攻してその武器輸送路を遮断しようとする。おりしも英領ビルマ内では反英独立運動が盛り上がっており、日本軍はこれを利用しようと図る。かくして30人の独立運動家の青年が日本軍の軍事訓練を受け、これが現在のミャンマー国軍の基礎ともなる。青年たちが厳しい訓練に耐えたのは、日本はイギリスを放逐し、ミャンマーの独立に協力するという日本側の言葉を信じてだった。事実、日本の将兵たちの中には善意にこの「アジア解放」の夢の使命感に燃えている者もいた。
しかし、日本が英領ビルマを占領して行ったことは新たな植民地宗主国の振る舞いであり、日本が与えた独立も傀儡政権の樹立にすぎず、独立運動家たちにとっては「日本に裏切られた」というのが実感だった。さらに日本軍による住民の強制連行や婦女子に対する暴行、英国と通じたスパイ探しのため憲兵隊が行った拷問などは「ファシスト・ジャパン」という言葉を残すに至る。やがて独立運動家たちは日本軍に対する反乱を準備する。1945年3月27日、彼らは抗日武力闘争を開始する。事実上、数年間にわたり独立運動を助けた日本に恩義も感じていた彼らにとって、これは苦しい選択でもあった。と同時にその数年は彼らに外国人不信の念を残すことにもなったようである。3月27日はその後ミャンマーでは国軍記念日となり、毎年盛大な式典が行われている。
彼が十歳、一九四二年にそのサガインにも日本軍がやってくる。
「日本人は自分たちと同じ仏教徒だから、よい人ばかりだと信じていました。実際に日本人と会うと、親切な人も多かったんですが、お坊さんをなぐったり女性を引っぱっていった軍人もいました。」
ビルマでは僧侶は非常に尊敬されていて、いくら戦時中でもなぐるなど想像すらできないことだ。それを、仏教徒のはずの日本人がしていたという。
朝日新聞12月7日夕刊記事紹介
ミャンマーで55カ所の慰安所確認 フリー編集者が取材日本政府に謝罪と補償を求めながら亡くなった朝鮮人従軍慰安婦の足跡をた
森川さんは慰安婦問題に取り組む市民団体のメンバーとして、1991年末に名乗り出た文玉珠(ムンオクチュ)さん=96年10月死去=と知り合い、韓国・大邱市の文さん宅を訪ねて起居をともにしながら、その体験を聞き書きしてきた。
り、ミャンマー(ビルマ)で現地調査を続けてきたフリー編集者の森川万智
さん(52)=福岡市在住=が、同国各地の慰安所跡地をまわり、生き証人や関係者らにインタビューした結果をまとめた教材用ビデオを完成させた。これまでほとんど知られることのなかった同国内の慰安所の実態などが、証言と映像で明らかにされている。その裏付けのため、95年2月から何度かミャンマーに通い、今回は初めて1
昨年9月までに20の都市や町村を訪れ、元慰安婦を含む200人以上に面接。35の慰安所だった建物と20の跡地を確認した。ヤンゴン(旧ラングーン)、マンダレー、ミッチナーなど、日本軍が占領した主要都市には必ずといってよいほど慰安所があり、日本軍が慰安婦を連れて転戦していたという多くの証言も聞けた。
4カ月に及ぶ長期の現地調査が実現した。
文さんが連行されたイラワジ川に面したプローム(ピイ)では、戦後も現地に残った残留日本兵が「連隊長の許可を得て私が慰安所を造り、慰安婦を募集した」「将校に女性を世話した」などと話した。慰安婦の中には、退却の際、殺されたり、前線に置いてきぼりにされたりした者もいる。日本兵と地元の女性との間に生まれた子どもも多く、その数は3000人を超えるともいわれている。
生き残った日本軍将兵は100以上の戦友会を作って慰霊や遺骨収集、戦後補償運動に取り組んでいる。「彼らが建てた慰霊碑が各地にあって『英霊』をたたえているが、そこには一緒に連れ歩いた慰安婦を悼む言葉もなければ、ビルマ女性との間の子どもに対する思いもない」と森川さん。ビデオの申し込みはファクスで092・525・1800。1本3000円。
第五章では森川万智子氏が現地調査に基づいて、ビルマにおける日本軍「慰安婦」について明らかにしている。ビルマでは韓国人、中国人、ビルマ人らが「慰安婦」にされており、彼女たちの被害を粘り強い調査によって掘り起こしている。
ビルマの日本軍「慰安婦」1997年―2000年現地調査の記録取材・構成:森川万智子/1999年/22分
証言者は中国の広東と香港から連行され首都ラングーンに残留する被害者2人、韓国大邸から連行され祖国に戻ることの出来た故文玉珠(ムン・オクチュ)さん。日本人残留兵をふくむ日本軍関係者が、ビルマ人被害者についても証言する。当時をリアルに語る慰安所の映像も多数登場する。
カンボジアのプノンペンの北約五十`にあるウドンで四五年七月、窃盗容疑で逮捕した住民一人を生体解剖し、軍医三人が死刑になった事件や、「慰安婦」になることを拒否したビルマ人女性七十五人が集団暴行を受けたとされる事件の記録もあった。
さてアメリカの日本軍関係史料については、研究者やマスコミも注目をし、「従軍慰安婦」問題についてもいくつか貴重な史料が見つかっている。しかしイギリスについては手がつけられていなかった。ビルマやマレー半島などは元イギリスの植民地であり、戦争末期にはイギリス軍がインドからビルマに攻め込んできた。さらに日本の敗戦後には、マレー半島やインドネシアなどに上陸し日本軍の武装解除にあたったことから、これらの地域の日本軍関係史料をイギリスが持っていることは十分に予想された。昨年の夏に私が訪英した際に、マレー半島の華僑粛清=虐殺などに関する史料とともにビルマにおける日本軍慰安所に関する史料も見つけた。ここではこの慰安所に関する史料について紹介したい。
ビルマについては、これまで慰安所に関わる旧日本軍の公文書はまったく見つかっていなかった。多くの旧日本軍史料が所蔵されている防衛庁防衛研究所図書館からもビルマ関係は報告されていない。もちろん日本軍関係者や慰安所の業者、元慰安婦の方々などの証言によりビルマの各地に日本軍の慰安所が設置されたこと、ビルマ人女性の慰安婦もいたことなどは明らかだったが、公文書の裏付けがなかった。そのためか、日本政府が一九九三年八月に発表した調査結果「いわゆる従軍慰安婦問題について」(内閣外政審議室)においては、「慰安婦の出身地」の中にビルマが入っていなかった。つまりビルマ人慰安婦の存在を日本政府は認めていないのである。
今回発見した史料はロンドンのインペリアル・ウォー・ミュージアム(大英帝国戦争博物館)の史料部に所蔵されている文書である。おそらくビルマ戦線でイギリス軍が日本軍から没収したものと推定される。
この史料の表紙には『昭和十八年 諸規定綴 第三六二九部隊』と書かれていた。第三六二九部隊とはビルマ中部の都市マンダレーに駐屯していた野戦高射砲第五一大隊のことである。この綴りの中には、マンダレー駐屯地司令部などが定めた様々な規定が綴じられている。その中に慰安所に関するものが四点あった。交通の要衝であるマンダレーは日本軍の補給・集積・輸送の拠点であり、兵站など後方関係の部隊が駐屯していた。(略)
日本軍の慰安所であるから軍人軍属の使用が原則であるが、民間人、特に規定中にも出てくるように商社の社員にこのように特別の便宜を図っている。別紙第一には「慰安所使用時間及ヒ遊興料金」が記されているが、その「備考」には「商社関係者ハ規定第二条を厳守スルモノトス」と記されており、第二条で想定されているのは主に商社員と見られる。但書きにもあるように、マンダレーには多数の日本企業が進出してきており、中北部の各地での活動の拠点になっていたと見られる。そうした奥地の企業活動から帰ってきた商社員たちには特別の便宜を図って、規定時間以外でも利用させていることがわかる。このことは軍と商社との結びつきの強さをうかがわせる。この慰安所規定を定め、管理していたのは軍の物資の調達補給輸送などを担当していた兵站部隊であり、この兵站と商社の結びつきが強いことは十分に想像できる。(略)
もう一つ興味深い史料は、一九四五年一月二日にマンダレー駐屯地司令部によって制定された駐屯地勤務規定の中に別紙として付けられている慰安所の一覧表とその地図である。「軍指定軍准指定食堂慰安所」と題された表には、飲食店八店とともに軍指定慰安所五軒と軍准指定慰安所四軒が掲載されている。ここに慰安婦の出身を示すと見られる項があり、指定慰安所の一つは「内地人」がおり「将校慰安所」となっている。残りの指定慰安所は「広東人」のもの一軒、「半島人」(朝鮮人)のもの三軒となっている。准指定の四軒はいずれも「ビルマ人」であり、そのうち一軒は「ビルマ兵補専用」と記されている。つまりこれら九軒の慰安所には日本人と朝鮮人だけでなく、中国の広東からも慰安婦として連れてこられ、また現地のビルマ人も慰安婦にされていたことがわかる。
兵補とは日本軍が補助兵力として占領地の住民から採用したもので、日本軍の下請けをする植民地軍のような存在である。そのビルマ人兵補にも慰安所を設けていたことがわかった。
ところでこのイギリスで発見した史料に関連する史料を調べたところ防衛庁防衛研究所図書館にこの『諸規定綴』を持っていた野戦高射砲第五一大隊の『陣中日誌』が所蔵されていた。この中にも少しだが慰安所に関する記述があった。たとえば、一九四三年一二月二一日の項には「林第三六二九部隊日日命令」の中に「巡察勤務」における「着眼」として「食堂及慰安所等ニ於ケル行動」があげられている。つまりマンダレーに慰安所があり、これが巡察の対象になっていることを示している。こうした記述が数件あったが、これまでの政府の発表した「従軍慰安婦」関係史料には含まれていない。わずかな記述なので政府調査の際に見落としたのだろうが、ビルマに関する日本軍史料がまったく見つかっていないだけに日本政府の真相解明に対する姿勢に関わるのではないだろうか。
なぜ国は、在外被爆者の援護に責任を持とうとしないのか。被爆者援護法に基づく健康管理手当について、国の支給義務を認めなかった13日の最高裁判決に原告たちは憤った。しかし、日韓の市民がともに闘った7年の歳月は力強く人々を結びつけている。原爆投下という事実の前に、被害者面をするなと私が主張するのは、強制的に連れてこられ、大日本帝国が勝手に戦争を起こした挙句に、故郷ではない恨の地で被爆し被害にあった多くの朝鮮人の方々がいたこと。この記事の李さんのように、正義を求めて、戦っている韓国人被爆者の方々がいる。韓国や朝鮮の人々が被爆したことの意味を考え、原爆の被害者としての日本を考える前に、韓国や朝鮮の人々への加害者としての日本を考え、贖罪を感じ痛恨の思いに馳せるべきではないでしょうか。それは日本人一人ひとりの義務です。
病気療養中の原告、李康寧(イ・カン・ニョン)さん(78)に代わって判決を聞くために来日した息子の太宰(テ・ジェ)(47)さんは判決後、「日本政府は韓国の被爆者が全員死ぬのを待っているとしか思えない」と批判した。
李さんは判決を目前にした8日、容体が急変し病院に運び込まれた。来日前に病室に寄った太宰さんに「東京に行く。はさみでこの管を切ってくれ」と、混濁した意識の中で話したという。
もう一人の原告の広瀬方人さん(76)は「国の支払い義務を認めることで、日本が在外被爆者、特に韓国人被爆者に対する贖罪(しょくざい)の意味をどれだけ明確にするかということだったと思う。まだまだ国民の大きな力を結集して戦い続けなければいけない」と述べた。
二つの裁判は、互いの訴えを支え合う「兄弟」のような関係だ。
「広瀬先生のケースを裁判で訴えれば、李さんの裁判で国の主張を崩せる」。李さんが長崎地裁で係争中の01年。広瀬さんが日本語教師として中国に赴任していた間、手当を打ち切られていたことを知った、教え子で在外被爆者訴訟を支援する平野伸人さん(59)は持ちかけた。国は、在外被爆者を「日本社会の構成員ではない」として手当支給を拒否していた。
広瀬さんは15歳の時に被爆。それまで在外被爆者について考えたことはなかったが、李さんらの訴えを知ってショックを受けた。「日本人として生きることを余儀なくされた李さんが自分を取り戻す闘いだ」。すぐに提訴を決めた。
広瀬さんは二審の福岡高裁で全面敗訴。だが、李さんの勝訴が続いたことが心の支えだった。
李さんは「内鮮一体」の名の下に戦争に協力したのに、被爆者援護に動かない国にいらだった。日本の支援者は何度も韓国の李さんを訪ね、対話を重ねた。
植民地支配や強制連行など、あの戦争の歴史は日韓の間に重く横たわる。「裁判の支援は歴史に向き合う戦後世代の責任だ」と話す平野さんは被爆2世でもある。
「平和のためにさらに協力していく。今後、日韓の市民や被爆者で国境の枠を越えて運動を続けていきたい」。涙を浮かべながら語った被爆2世の太宰さんも平野さんとともに、裁判で育んだきずなを、さらに太く、強くすることが乗り越える鍵だと感じている。
最近、『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』の書評がいくつか出されましたが
(注1)、その中で東京大学教授・姜尚中氏の文が光ります。
特に『まんが嫌韓流』に対する分析は読みごたえがあります。まず、同氏は『まんが嫌韓流』の手法をこう捉えました。
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マンガでは、「冷静」かつ「理性」的な主人公が、「激情」的で「非理性」的な「韓国人」や「在日コリアン」の様々な「欺瞞」や「狂態」を暴き出し、結果として「日本人」を悪意や虚偽、憎悪の犠牲者に仕立て上げる趣向になっている。読者が、そうしたお人好しでかわいそうな犠牲者としての「日本人」に共感する筋立てになっているのである。この「俗情」におもねる手法こそが、『マンガ嫌韓流』の真骨頂といえるかもしれない(注2)。
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姜尚中氏は、そのような手法をとる嫌韓本がよく売れるのは読者の社会的ポジションや意識にマッチするものがあるのだとみて、その正体を「他者を軽んじ、蔑視することによってしか精神の均衡が保たれない人々の社会的な屈折と葛藤」と推測しているようです。同氏は書評にこう記しました。
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本書(『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』)の論者たちはみな、実に丁寧かつ誠実にマンガの「デタラメ」さにひとつひとつ反論を加えながらも、憎しみではなく、あくまでも「理解」の大切を力説してやまない。そこに真摯な誠実さを読み取ることができるはずだ。
ただ、誤認や曲解、偏見をただせば、「嫌韓流」 は次第に消え失せていくものなのかどうか。いやむしろ、そうした「意図的な」曲解と誇張こそが、「嫌韓流」のエネルギー源になり、それで盛り上がっているのではないか。もちろん、本書の論者たちはそんなことは百も承知のことだろう。
いずれにしても、マンガのコンテンツもさることながら、今後は、さらに読者(オーディエンス)の社会的なポジションとその意識に分け入った『マンガ嫌韓流』の読みが必要になってくるのではないか。他者を軽んじ、蔑視することによってしか精神の均衡が保たれない人々の社会的な屈折と葛藤がそこから見えてくるに違いない。『マンガ嫌韓流』は、はしなくも、現代日本社会論への窓口を開いてくれるかも知れないのだ。この意味でも、本書はその第一歩になるに違いない。
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『マンガ嫌韓流』が売れる理由をつきつめれば「現代日本社会論」への窓口につながるという見方は斬新で興味をひかれます。
しかし、嫌韓ブームもそろそろ終りになるのなら、そうした試みもほとんど不要といえます。また、その方向を促進するのに『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』が一役買うことができるなら、著者の一人として本望です。
(注1)「民団新聞」2006.6.7
<『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』、不毛な嫌韓と反日に終止符を>
http://mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=1210&corner=6
[朝鮮新報 2006.5.23]
<醜悪な修正主義言説を斬る>
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/-2006/06/0606j0523-00004.htm
(注2)姜尚中「真摯に、誠実に、理解を呼びかけ。「嫌韓流」のデタラメに反論す
る」『週刊現代』2006.6.24
富山県の機械メーカー「不二越」が1944−1945年にかけて、女子勤労挺身隊として1090名、男子報国隊として540名を朝鮮半島から強制連行しました。
そして、第二次不二越訴訟は2003年4月の提訴しました。
最初の二年間は、22名の原告が不二越への強制連行に対して、なぜ謝罪と補償を求めているのかを原告自身が意見陳述し、弁護団が、原告の訴えを認めるべきである法的責任について主張をしてきました。
そしてこの一年間は、不二越への強制連行・強制労働が、民族的差別に充ちた歴史的犯罪行為であった事実を明らかにするために、原告の本人尋問を行ってきました。証言の中で原告は、「上級学校に行ける」などの甘言と、「お前が行かなければ他の家族を供出するぞ」という脅しによって、強制連行されたこと。不二越での労働も、徹底した監視体制の下で、民族差別的な暴言や暴力によって強いられたものであり、怪我や病気が多発し、食事も朝鮮にいた時と比較しても粗末なものであったことをなどを明らかにしました。
次回裁判の前日の7月25日。来日した原告団によって、署名を裁判所に提出します。また、裁判所と双方の弁護士だけが参加する進行協議が7月11日にあり、弁護団から、現在までにこれだけの声が集まっていると示すことになっています。
そのため、署名の集約を一次は7月9日として、最終的には7月23日までにということでお願いしています。
短期間ですが、ぜひご協力をお願いいたします。末尾に署名用紙を貼り付けますので、私のメールアドレスまでご返送ください。
kawati@tym.fitweb.or.jpです。
また、署名を集めていただける方は、署名用紙ーリーフレット等がありますので、メール(ワード・一太郎)か郵送でお送りします。
ぜひよろしくお願いします。
第二次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会
〒939−8097 富山市大泉北町2−4
пEファックスー076−425−2540
事務局ー河地徳行
(090−9766−4510)
kawachi@tym.fitweb.or.jp
不二越強制連行の責任を明らかにするために、3名の学者証人(山田昭次氏、太
田修氏、五十嵐正博氏)の採用を求めます
富山地方裁判所民事部合議係 裁判長 佐藤真弘 様
第2次不二越強制連行訴訟は2003年4月に22名の韓国人の原告によって提訴され、本年4月19日の第10回口頭弁論までに、6名の原告本人尋問がおこなわれました。原告は証言の中で、不二越への強制連行・強制労働の事実を明らかにし、謝罪と補償が必要であることを訴えてきましたが、国と不二越は、原告らの訴えに応えようとしていません。そのため、下記の3名の学者証人を申請しています。
山田昭次立教大学名誉教授-日本による朝鮮植民地支配と強制連行の歴史を通して、不二越強制連行は、国と不二越が一体となって行った歴史的犯罪行為であること。
太田修仏教大学助教授-強制連行被害者への補償問題が、「日韓請求権協定」によっても解決されていない事。
五十嵐正博神戸大学教授-朝鮮人強制連行が国際法(ILO29号条約)に違反し、原告への補償義務があること。
上記3名の学者証人は、国と不二越が謝罪と補償をおこなうべき責任を立証するための、不可欠な証人です。
原告らは高齢化し一日も早い解決を望んでいます。原告らが受けた被害を救済するため、3名の学者証人を採用し、公正な判断をおこなっていただきますようお願いいたします。
2006年7月 日
コメント
第2次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会
共同代表 渡部敬直、漆崎英之、李鎮哲
連絡先 富山県富山市大泉北町2−4
電話/FAX 076−425−2540
ちょっとだけ
http://uyotoubatsunin.seesaa.net/article/19367326.htm#commentl
大甘の甘太郎氏もしつこいですね。根本的に私とは考え方があいませんね。これ以上議論続けても無意味な気がするのですが。
>無批判に原爆投下を賛美するコメントを引用することが、まさに原爆による”牲者の魂や被害者に対して、失礼であり侮辱する犯罪的なものだということ”なのである。
だったら、こうも言い換えられますよね。原爆を落とされたのは無謀な大日本帝国の侵略戦争の結果ですよ。本格的な戦争に至る結果となった満州で暴走した関東軍のせいでもありますし、先見性が根本的に欠如していた無責任で無能な政治指導層のせいでもあるわけです。大日本帝国賛美したり、解放戦争だったと日本軍を賛美する右翼連中も、原爆による犠牲者の魂や被害者に対して失礼な存在ですよね。
私は原爆投下を前に、被害者面ばかりするな、被害者である以上に加害者である側面を見て、原爆投下という惨事を引き起こした結果を招いたのは、大日本帝国の侵略戦争にも大きな責任があることを考えるべきだということで、その原爆投下を"神の祝福"だと歓喜する東南アジア民衆の様子を描いたサイトを引用しました。あなたがそこまで軽率だというのであれば構いませんが。
>何度も言うが、敵対する民族の一般市民が国際法上違法な惨禍を被ったことについて正当化している。
と主張されていますが、まず、敵対する民族とは?米国や英国といった連合国ですか。私はニューヨークやロンドンなどで日本の原爆投下の知らせに歓喜沸く市民の様子などは、もちろん引用したりなどしません。東南アジアの民衆も抗日運動をしていたという点では敵対民族(?)と言えるでしょうかね?敵対民族以上に、大日本帝国とアジア・太平洋地域との関係は、支配者と被支配者、宗主国と被占領・植民地、侵略者と被侵略者、加害者と被害者の関係であって、米国や英国といった日本と同じ帝国主義・植民地争奪競争者なる関係とは根本的に違います。ナチス・ドイツから解放されたフランスのパリの市民が喜びに浸る気持ちを理解できるでしょうか?原爆を落とされたと聞いた当時のアジア・太平洋地域の人々の気持ちもそれに共通するものがあったのです。すばらしい祝い事のように、狂喜乱舞の体の当時の東南アジア民衆の気持ちは私は理解できます。たとえば、独裁者が倒れたときはどうでしょうか?たとえば、ルーマニアのチャウシェスクがいましたが、ルーマニアの民衆はチャウシェスク夫妻を血祭りにあげて、狂喜乱舞に国中が盛大に盛り上がりました。チャウシェスク夫妻の最後は悲惨なものでしたが、それに対して狂喜乱舞に踊るルーマニア国民を非難できるでしょうか?時代が劇的に変わるとき、革命が起きたときに、こういうことがあるのは仕方がないことなのです。それだけ酷いことを大日本帝国・日本軍はした。原爆投下に沸く東南アジア民衆を非難することはできません。誰からの指示や命令ではなく、一人ひとり自発的にこういう喜びの舞に狂ったのです。ただし、一人の日本人として原爆投下を是否することとは別だと思っています。原爆投下を許せないという気持ちをもっているのです。たとえば、現代の中国や韓国の若者が、広島・長崎への原爆投下のシーンが流れた際、60年前のアジア・太平洋地域の人々のように歓喜に振舞ったら、さすがに許すことはできないでしょう。それだけのことは言えます。
>管理人は被害者面をするなというが、国際法的にも原爆被害は非戦闘員が大多数であり、被害を訴えなければ、そもそも反原水爆禁止運動など発生するのであろうか?
被害者面をするなと言う面は、原爆という被害に囚われて、肝心の加害者であったという歴史を忘れるなということです。被害者であるという感情だけで、運動をしなくても、原爆と言う賛歌を味わった立場から、第二、第三のヒロシマ、ナガサキを作るなという純粋な立場から反原水爆禁止運動はできます。
>これは、むじな氏や他の左翼系の人たちからも、管理人の立ち位置が極めて危険であるとの指摘がなされているはずである。
他の左翼系って?いかなる左翼系からも批判を受けてはいませんが。むじな氏こと、自称ジャーナリスト酒井亨氏は左翼とはいいません。右翼とは言えませんが、悪しき右翼思想かぶれというところがあります。
『世界204ヶ国を旅して』というサイトの管理人に聞いてみる。
http://uyotoubatsunin.seesaa.net/article/13782492.htmlでコメントをもらっていますが、
>日本時代がよかったという証言が飛び出しているのです。にわかに信じられません。
それはね、日本が来る以前の支配者のほうがひどかったからだよ。
実際、あなたが行けばわかること。
>東南アジアのコメントを引用するなら、彼らの論理が危険であり、それを乗り越える為新しい地平を開くか、建設的な理論構築が必要なはずである。
管理人の言うような、ひたすら謝罪や賠償することでは、普遍化できないのだ。
こういった民族憎悪にどういった歯止めをかけるのか?
全く示されていない。
インドネシア掲示板にて、であった(自称?)インドネシア人についてpart1
http://uyotoubatsunin.seesaa.net/article/19414912.htmlのインドネシア人についてどう思いましたか?掲示板といえば、匿名ですので、断言できませんが、正直インドネシア人を装った右翼の巧妙な工作である可能性が高いと思います。しかし、あくまで断言はできませんので、このインドネシア人が本当のインドネシア人であるという前提でもって、考えていきたいと思います。
彼自身両親や親戚から戦争の話をよく聞くそうです。しかも、オランダやイギリス(連合軍)の兵隊よりも、日本の兵隊のほうが酷かったというのは、インドネシアおよび多くのアジア・太平洋地域で伝えられている通りだと思います。ただし、彼はどのように日本の兵隊がイギリスやオランダの兵隊よりも酷かったのか、返答はなかったのです。日本を恨んでいないそうです。本当でしょうか?恨んでない、恨んでる以上に、どのように酷かったのかという答えを彼自身から聞きたかったです。
過去の歴史よりも、今の自国を発展させることが大事だと言っています。日本人や日本政府が過去の加害の歴史と向き合わないといけないのはもちろんのことですが、インドネシアなどのアジア・太平洋諸国も日本の被害者であった歴史を追及し、加害者であった日本が常に反省と正しい歴史認識の誠意ある態度をとり続けるように、過去の日本の加害を攻め続けなければならないのではないでしょうか。韓国や中国だけでなく、インドネシアを含むアジア・太平洋地域が日本に対して常に過去の加害歴史を心に刻み続けるように口を酸っぱくして主張し続けてほしいのです。そうした私の気持ちは理解できないのでしょうか?このことは戦後のインドネシアを含むアジア・太平洋地域に対する日本政府と日本人の接し方・態度にも関わってくるのです。ODAや日本政府、日本人のそれらの地域での行動や態度が戦後の経済侵略だといわれている通り横暴でエコノミックアニマルそのものでした。、アジアやアフリカなど非白人圏に対する偏見を戦前・戦中の大日本帝国時代より日本人の意識の中に受け継がれているからです。戦後の過去の侵略に対する侵略責任、戦後責任を日本人はきちんと果たさなかった。そのツケが友達のいない国家、日本の絶望的な対外的閉塞状況を招いているのです。あなた方インドネシア人が日本の過去の歴史を日本人一人ひとりが過去の歴史に対する反省の気持ちを持つまで攻め続けることは、最終的には日本の利益に適うことなのです。このことをこのインドネシア人の方にわかったほしかったです。現在のインドネシアの汚職と戦っているといいますが、それだって日本の過去の歴史と無関係ではありません。まずはインドネシアに対するODAのあり方が関わってきますし、さらにいえば、インドネシアの汚職の中で軍部が相当な割合を占めます。インドネシア軍が過去の日本軍占領時代の義勇軍PETAに起因することはご存知でしょう。そういうことなのです。
ジャワ島への自衛隊派遣に反対したことをご存知だと思います。問答有用という掲示板に投稿したことは報告したとおりです。とあるインドネシア掲示板にも投稿しました。どこの掲示板かは現時点では、伏せさせて頂きます(といっても検索すれば、すぐにわかってしまいそうですが)。
そこでの私とインドネシア人を名乗るものとのやり取りを抜粋します(途中のやり取りの部分、赤が私のコメントで、青がそのインドネシア人のコメント)
私がジャワ島への自衛隊派遣へ反対と投稿
↓
この掲示板の右翼どもが私に集中砲火↓
さらに付け加えれば、崩壊した家の前に佇む高齢のお婆さんの姿がテレビの画面のほんの一瞬を通してですが、非常に印象的でした。高齢のお婆さんのことですから、青春時代に恐怖の日本軍占領時代を肌身に受けています。震災のショックに加え、さらに自衛隊、すなわち日本軍が来るという恐怖を与えて、さらに追い撃ちの一撃を浴びせるつもりですか?この掲示板の皆様に考えてもらいたいことですね。でこの私に対してインドネシア人が初コメント
両親も戦争を経験した親戚も皆戦争のことをよく話してくれていますが、顔には恨みとかまったく見えていません。インドネシア人は、ほとんどpemaafですよ。
●そのコメントに対する私のコメント
●そのインドネシア人(彼)のコメント
> 両親も戦争を経験した親戚も皆戦争のことをよく話してくれていますが、顔には恨みとかまったく見えていません。インドネシア人は、ほとんどpemaafですよ。
本当にインドネシア人なんでしょうか?インドネシアの方なら、歴史教育で、300年間植民地支配したオランダ以上に過酷で悪い国だということを教わってこなかったのでしょうか?
●私のコメント
私はまったくインドネシア人です。勿論、日本の兵隊がオランダやイギリス兵隊より酷かったと親も親戚も言っています。しかし、日本を恨む人は一人もいません。
で、あなたはどこの国の人でしょうか。
●彼のコメント
> 私はまったくインドネシア人です。勿論、日本の兵隊がオランダやイギリス兵隊より酷かったと親も親戚も言っています。しかし、日本を恨む人は一人もいません。
>
> で、あなたはどこの国の人でしょうか。
具体的に、どのようにオランダやイギリス兵隊より醜かったのでしょうか?
インドネシアの若者を大勢殺したり、家々を襲っては女性を連れ去り、ところかまわず凌辱するような軍隊が日本軍だったのではないでしょうか?日本語を話せるのですね。日本へ留学したことがあるのでしょうか?『新しい歴史教科書をつくる会』とか醜い右翼団体とかあるでしょう?ともに戦いませんか?
戦いの誘いをお断りします。私(多分インドネシア人の殆ど)が必要なのは、自国を発展させることです。インドネシアの現在は、汚職している(した)人と戦っています。あなたがインドネシアに来れば良いかと思います。インドネシアに来て、現地調査して、あなたと同じような考え方を持っている人を誘ってください。多分百万人に一人しかいないと思います。●私のコメント
そして、歴史を隠さない国はないと思います。兵隊はその兵隊の国ではヒーローと呼ばれるが、植民地となった国では惨酷者と呼ばれます。それは仕方がありません。
もうひとつの質問を忘れていませんか?●彼のコメント
日本の兵隊がオランダやイギリス兵隊よりどのように酷かったとあなたの親戚や親は言っているのでしょうか?
日本軍が気に入らないとなれば、インドネシア人をと平気で、銃剣を振り回して殺傷する、あるいは美しい女性を見ると、家にまで押し入ってところかまわず凌辱するような軍隊だったかどうかを聞いているのですが。
ここで質問を答えないのは、題名とはまったくずれているからです。どうも貴方が現在の現地の状況が解っておられないみたいですね。それなのに、援助のための自衛隊派遣の反対を広げようとしていますね。もし、被害者は貴方が考えるようなこと(日本の自衛隊に怖がること)を思っていなければ、貴方はどう責任を取っていますか。●私のコメント
以上です。
あなたは本当にインドネシア人ですか?あなたというインドネシア人はわかりません。たとえば最初に名乗り出た従軍慰安婦被害者であるマルディエムさんをご存知ですか?マルディエムさんをはじめ、従軍慰安婦・強姦などの日本軍による性的被害者が2万人近く名乗りでているのはご存知でしょうか?名乗りでていないもの、日本軍に殺されたり、従軍慰安婦問題が世に知れる前になくなったものなどを含めれば、数十万人のインドネシア女性が日本軍によってレイプされました。たとえば、10代の初潮前の少女を含めてインドネシア女性らをところかまわず集団レイプし、性の慰みものとした大日本帝国・日本軍に対して、怒りを感じませんか?同胞の女性が犯されたことに対して、同じインドネシア人としてどう思いますか?インドネシア人としての誇り、あなたは何人なのかはわかりませんが、たとえばあなたがジャワ人だとすればジャワ人としての民族の誇りはないのですか?大日本帝国・日本軍がオランダからインドネシアを解放したなどと叫び、いいたい放題妄言を吐く日本の右翼に対して憤りを感じませんか?あなたがインドネシア人であることが信じられないです。
●彼の最後の返答
>もし、被害者は貴方が考えるようなこと(日本の自衛隊に怖がること)を思っていなければ、貴方はどう責任を取っていますか。
という質問に答えることを忘れていました。答えたら、私の質問にも回答してください。被害者の日本軍による被害の程度によるとしかいえません。ジョグジャカルタに在住のマルディエムさんのような悲惨な従軍慰安婦にされた女性の性的被害者のケースであれば、日本軍である自衛隊が来ることに大変恐怖と憎悪を感じるでしょう。日本軍占領時代を経験した年配の人たちのケースにおいて、地震と、自衛隊による援助を天秤にかけて、 自衛隊による援助が勝る人が統計的に多いということになるならば、私の考えることが間違っているように思えるかもしれませんね。そうであっても若い世代を含めて、心の奥底では決して自衛隊や日本を歓迎しているとは思えないのですがね・・・。
ますます題名とずれていきますね。答えたくないですが、私も気が済まないので、少しだけお答えします。この後は、もう答えしません。で、最終的にそのインドネシア人が逆ギレしたかのように終わりました。少し長くなったのでpart2でそのインドネシア人について私の思うところを書きたいと思います。以上
私の血にはインドネシア人の血以外は流れていません。貴方はインドネシアの国民性を把握していないから、私がインドネシア人であることを信じていないですよ。靖国神社のお参りの件で、怒るインドネシア人はいますか。
一つ教えてあげましょう。見知らぬ人に事実を伝えても、無意味です。私は、友情を通して事実を伝えています。友情があるからこそ伝えられるのです。日本人の友人となぜか戦争時代の話になって、そこで両親、親戚から聞いた事実を話しました。すると、友人は謝りました。それを見て、私はまったくいい気分になりませんでした。何も知らない友人は悪くないと思っています。過去に何があっても、今の友情が大切だと思っています。望んでいるわけでもないのですが、その友人も親戚や友達に友情を通して伝えるかもしれない。
今貴方が求めているのは何か、どうぞ自分の本心を聞いてください。
【日韓】統一教会、再燃する被害「日本人には従軍慰安婦の霊が憑いている」…聖地『チョンピョン』で何が?(TBS報道特集)[06/11]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1150090471/というスレがあった。
1/3 http://www.youtube.com/watch?v=FHH5iDPQerE
2/3 http://www.youtube.com/watch?v=UpruuB7-vSw
3/3 http://www.youtube.com/watch?v=lOaLZRLQKs4
元信者のBさん(53)はこんな理由でチョンピョンに行くことを指示されたという。おそらく統一教会が日本人信者を洗脳する場合、「従軍慰安婦や強制連行などの日本の植民地下で犠牲になった人々の霊が憑いており、その怨念は凄いものであり、チョンピョンに行きなさい」と脅すという手口を使ってくるらしい。右翼や自民党の安倍のような右翼政治家には統一教会の信者が多いが、どうしてなんだろうか。統一教会の史観と、右翼のもつ大日本帝国・天皇賛美教とは根本的に相容れないはずであるが。ただし、それ以外の犯罪的思想面でシンパシーが強く引き合うものあるのであろうか?
元信者Bさん「『日本が戦争中に韓国で犯した罪が深いので、日本人には
従軍慰安婦の霊が憑いているのでチョンピョンに行って供養しなさい』ということでした」チョンピョンでの講義の内容を記録したものによると
「従軍慰安婦、強制連行の霊によって、今後ますますアトピー、精神病患者が増えてきます。
『乳ガン、子宮ガンで殺してやる』という恨みは凄いものです」などと繰り返し説明されている。
子宮の状態がよくないと感じていた元信者Bさん。
従軍慰安婦の霊を追い払えばよくなると言われ、チョンピョンでの行事に参加したという。
統一教会ってのは、日本人を信者に洗脳するときに「日本人には、従軍慰安婦や強制連行された人々の霊が憑いており、その怨念はすさまざしい、この壷を買わなくては先祖もお前も救われない」と言っているところじゃないの?(^^;そのとおりである。統一教会はどうして、弱い庶民の日本人信者ばかりに、大日本帝国の歴史問題ネタを用いて、強請っておいて、一方で「従軍慰安婦」を否定するような安倍のような右翼政治家や右翼勢力には、何も言わないのだろうか。安倍を含む右翼勢力どもが、統一教会信者であることは信教の自由だし、構わないかもしれませんが、壷を買うよりは、一人の日本人として周辺諸国に謝罪し、誠意を持った態度で臨めば、壷を買うよりも、大日本帝国の犠牲になった人々の霊に慰められ、よっぽど御利益があるのではないかと思うのが、とほほさんと同じく私の感想。もちろん、安倍のような要職にあるものは、道義的問題として、役職からの辞任もよろしく。
そりゃ、信教の自由だし、どんなカルトにバカされようと、その人の自由ではあるが、これっていくらなんでも「天皇教」とは相容れないのと違う?(笑)
もし、天皇教を棄教して統一教会に入りたいのであれば、壷を買う前に日本の閣僚としてきちんと周辺諸国に謝罪し誠意を持った態度で臨めば、壷を買うよりもよっぽど日本軍国主義の犠牲者の方々の霊も慰められると思うぞ。
【ベルリン=中村美弥子】南ドイツ新聞十日付は、「カミカゼ崇拝」と題する記事を掲載し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝が日中関係悪化の原因だと指摘、首相の靖国参拝に疑問を投げかけました。
ヘンリク・ボーク北京特派員の記事は、靖国神社境内にある遊就館の展示内容を詳しく紹介。「遊就館の展示は、日本による近隣諸国への侵略をささいなことだったように扱っている」と指摘しました。その上で、「ここは日本の極右勢力の歴史観を表現している場所だ」との見方を示しています。
記事は、「日中関係が(国交回復した)一九七二年以来最悪の状態になっているのは小泉首相の靖国神社参拝が原因だ」という中国社会科学院の高洪教授の発言を引き、中国がどう受け止めているかについて、こう述べています。
「中国は、靖国参拝を中心に日本の歴史修正論をみるようになった。『公式参拝』で靖国神社の評価を引き上げようとする行為は、日本の保守陣営が歴史を書き換えようとしていると中国では判断される」
最後に、東京大学の高橋哲哉教授や加藤周一氏ら日本の識者の発言を引用し、首相の靖国神社参拝が与える影響を分析。「戦争犯罪について日本がいくら謝罪しても、靖国参拝ですべて台無しになる」と結論付けています。
◇「反核・平和のための朝鮮被爆者協会」北朝鮮と日本との間には国交はなく、拉致問題などさまざまな問題を両国間で抱えている。一番重要なのは、大日本帝国の植民地支配の下、被害を蒙った人々に対する補償である。在朝被爆者たちがそれにあたる。在朝被爆者たちは置き去りにされている。日本とは国交がないため、手続きさえ行うことができない。人道上の問題で緊急の問題である。在朝被爆者も高齢化するなかで、人道上の措置として、日本政府は北朝鮮とのどんな二国間の問題よりも早急に手を打ち、被爆救済措置を在朝被爆者や遺族に行えるようにしないといけない。もちろん、当然しかるべき謝罪を添えてね。そうじゃなければ、まともな国家だとはいえないでしょう。
北朝鮮在住の被爆者への援護を求めて、「反核・平和のための朝鮮被爆者協会」が日本政府への要望書を決議し、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に送付。在外被爆者問題に取り組んできた元衆院議員、金子哲夫さん(57)を通じて厚生労働省に提出した=写真。
金子さんによると、要望書は今年3月、平壌で開かれた同協会の総会で採択されたという。00年に日本政府の調査団が在朝被爆者の実態調査に訪れ、医療設備の不十分さを認識しながら、放置し続けていることを非難。「日本政府が従来の誤った態度を改め、すべての被爆者と遺族に謝罪と補償をし、支援金などの人道的措置を速やかに取ることを強く要求する」などとしている。
00年の調査によると、在朝被爆者1353人中928人が生存しているという。今月12日に要望書を提出した金子さんは15日、広島市役所で会見。「政府は『どの国の被爆者も手続きさえすれば同等に扱う』と言うが、北朝鮮とは国交がなく、(被爆者健康)手帳を取得している被爆者すらほとんどおらず、最も置き去りにされている」と述べた。在日本朝鮮人被爆者連絡協議会の李実根会長も「朝鮮人は日本の植民地支配と不当な戦争の結果、被爆した。人道的立場に立って、早急に救済を」と訴えた。【田中博子】
45年8月9日、長崎で爆心地から4キロ地点で被爆した朴文淑さんは、日本政府から何の補償もされていない。幼い頃から後遺症に悩み、40代をすぎてからは、心臓系統の病気によって薬を常用しなければ生活できない状態だという。「99年6月に亡くなった母と兄は、『日本から何の補償もなく死んでいくのは悔しい。お前は最後まで戦って必ず日本政府から謝罪と補償をもらってほしい』と遺言を残した」「朝鮮では被爆者たちに対して、被爆者手帳を出し、手厚い配慮をほどこしてくれる。一方、日本は何もしてくれない。自分の故郷でもない他国で、自分が原爆の被害まで被ったことを考えると、日本の朝鮮侵略に対して怒りを感じる」と涙ながらに訴えた。被爆者や遺族の怒りを日本政府は受け止めるべきだ。自分の故郷ではない、日本本土という恨の地で、しかも日本が勝手に始めた戦争のために、原爆の被害にあった朝鮮人の怒り、そして今まで60年以上にわたり、被害者に対して何もしない、何も動かない日本政府への怒り、分かりますか?こんな卑怯な日本政府のもとに生まれてきたことに対して、”愛国心”など持てるわけもないでしょうが。
■売り出せ「個性」・集めよ「学生」
◇「じしょが上手にひけなくて…」
学生たちが教室で鉛筆を走らせている。配られた紙に、ひらがなが羅列されている。
<ながねんにわたってはぶらしをまよこにうごかすはみがきをつづけているとしにくにちかいぶぶんがくさびじょうにすりへって……>
課題は、句読点を補って「漢字かな交じり文」に直すこと。辞書の使用は許されている。机の上には国語辞典のほか、辞書機能つきの携帯電話やワープロソフトを立ち上げたパソコン。講師が見回り、時々助言する。途中で力尽きたのか、机に突っ伏したり、並んだ椅子に横たわる者もいる。
講座名は「言語表現・日本語」。でも、彼らは留学生ではない。松本歯科大(長野県塩尻市)にこの春入学した1年生たちだ。6年間の学費総額は5653万円、初年度納付金1173万円。
時間切れとなり、配られた模範解答と自分の答案を比べ、感想を書く。ある学生は、こんな感想を書いた(原文のまま)。
「じしょがなかなか上手くひけなくてショックだった」
歯科医師国家試験は毎年2月に実施される。今年の合格率は全体で80・8%だが、松本歯科大生たち(卒業生含む)の合格率は52・9%にとどまった。
日本語講座は、この春新設された。森本俊文副学長が狙いを語る。「(国家試験出題者が)何を質問しているかを理解するには、日本語を基礎からきちんと教育しなければならない。そもそも患者と正確なコミュニケーションができなければ歯科医師は務まらない」
「言語表現・英語」という講座もある。英検3級レベル(中学卒程度、語い2100語)を目指す。両講座は必修だ。
この春もう一つ大きな改革を実施した。1年生全員に学生寮への入寮を義務付けた。「集団生活の中できちんとした生活態度を身に着けさせ、カリキュラムについていけるようにする」(森本副学長)のが目的だ。
大学生を高校、中学レベルの基礎から鍛え直そうという動きが全国に広がっている。文部科学省大学振興課によると、高校での学習状況に配慮して補習授業などに取り組む大学は、03年度国公私立421校(61%)に上っている。
松本歯科大の風景は、今や少しも珍しいものではない。
<3面に続く>(次回から2面に掲載)
毎日新聞 2006年6月5日 東京朝刊
「手術は無謀というほかない」。東京慈恵会医科大付属青戸病院で前立腺摘出の腹腔(ふくくう)鏡手術を受けた男性が死亡した事件で、15日の東京地裁判決は、業務上過失致死罪に問われた3医師の行為を断罪した。「執行猶予となったことには、残念な気持ちでいっぱい」。判決後に会見した遺族は、悔しさをのぞかせた。
午前10時、東京地裁104号法廷。遺族は傍聴席の最前席と2列目に座った。有罪判決が告げられると3医師は表情を固くした。「能力を過信し死亡させた様態は悪質」「医師としての最も基本的な責務を忘れた」「自らの技術を顧みずに何を行ってもよいわけではない」。裁判長の厳しい言葉が続くと、遺族はうなずきながらハンカチを目に当てた。
判決後、遺族は「どのような判決でも、失った家族を取り戻せないし、納得のいく結果にならない」などとする談話を出した。会見で長男は「裁判の傍聴を続けたが、3人が反省し、更生しているとは思わなかった」と悔しさをにじませた。長女も「執行猶予は、必ずしも家族の気持ちを全面的に反映したものではないと思う。父がこのような結果を聞いたら満足すると思わない」と涙声で語った。妻はうつむいたままだった。
02年11月8日、男性は医師に笑顔で「よろしくお願いします」とあいさつをして手術室に入った。入院の際には来年の年賀状を持ち込み「大変な手術という認識はなかった」(長女)。しかし、翌朝に家族が病院に駆けつけると、ベッドに寝かされた男性に意識はなかった。「頭が真っ白になった」。その時のことを思い返すたび、妻は声を詰まらせる。
昨年11月の公判で妻は意見陳述し「医師の腕試しのための人体実験だったと思っている」と声を震わせた。【佐藤敬一】
これも大変なニュース。医者の腕試しや経験積みのために患者が人体実験され犠牲になったケースだ。腹腔鏡手術や内視鏡手術など、お腹を全開するのではなくて、小さな切開創から腹腔鏡などを挿入するような体に負担をかけない手術が多くなっています。もちろん、体の痛みも少なく、術後の回復も早いですが、視野が狭いので高度な熟練を要し、大変難しいという側面があります。難しい手術にもかかわらず、未熟な医師に手術をさせたのは大きな問題点でしょう。もちろん、誰もが最初は未熟者ですから、腹腔鏡手術のプロとはいえ、最初に手術を行った際は当然未熟者ですから。若い医師に初めての手術をどんどん挑戦させていくというのは構わないことだと思うのですが、この場合熟練した人が常に傍にいて指導にあたり、万が一ということがないようにするというのが、その場合の常識でしょう。患者の命をないがしろにされたケースのひとつです。執行猶予というのは軽すぎではないでしょうかね。私も病院に入院した経験があるのですが、とんでもない藪看護婦に酷い目に合わされました。採血や注射、点滴の際、常に下手な看護婦にあたり、私がまるで実験台にされているような感覚でした。左手を出しては失敗し、右手を出しては失敗し、いつまでたっても目的の血管にたどり着けず、刺した針をぐねぐねと腕の肉の中でやりだして内出血で悲惨で、たまったものではありませんでした。そんな経験からこういったニュースを取り上げてみました。
批判に応える
Posted by 大甘の甘太郎 at 2006年06月16日 08:21
まず、原爆投下を賛美するコメントを掲載したことを、脇が甘いと指摘しているのである。
思考停止が管理者の方だと言うのは、引用されたコメントが民族憎悪に直結しており、そのコメントを正当化する基準が道徳なのであり普遍性に欠けるのである。
当時としては仕方ないと弁護しているのであるが、管理人はそのコメントの危険性を批判するべきであったのである。
つまり道徳的あるいは政治性という基準は脆く、管理人と反対する勢力にも逆手に取られるという危惧を、些かも感じさせないことが普遍化できないことに気付くべきなのである。
また管理人の右翼的だという安易なレッテル貼りは、左翼小児病であろう。
思い起こされるのは、先日のNHKの「日本のこれから」で厳しい批判を浴びた市民運動家たちの言動である。
左翼・市民運動に失望を与えるに十分だったのである。さすがに同士たる左翼陣営からも批判の声や失笑、黙殺であった。
管理人も、これら批判された市民運動家と同等である。
思い込みが強すぎ、自らのロジックに酔っている。
無批判のコメント引用は、非常に危ういと批判をしているのである。
脇が甘いですか?日本軍占領下の東南アジアの人々が原爆投下を賛美するコメントを転載したのは、それだけ、日本軍の支配が醜く、東南アジアの民衆にとってどれだけ災難で苦しんでいたのかを知らせるためです。何回もいうようにね。どう民族憎悪に直結しているのですか?http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper19.htmのサイトですが、原爆投下と8月15日の降伏というのもが日本軍占領下のアジア・太平洋地域の人々に対して、どういうものであったかを示すサイトですけどね。民族憎悪に直結するとは思えないのですが。日本軍占領下に苦しめられてきた人々が原爆投下という知らせを聞いたとき、たとえばマレーシアでは華人系だけではなく、マレー系もインド系も、民族の枠を超えてその祝福を分かち合いました。大日本帝国という過酷な支配者が倒れて、恐ろしい災難を蒙った人々はもちろん、すべての人々にとって神からの救いと捉えられたという事実をもって、日本軍の占領下にあったアジア・太平洋地域の民衆の痛みを知り、原爆という事実を前に、日本人は被害者面をするなということで引用したわけですが?あなたのほうこそ、悪しき右翼の大日本帝国賛美ロジックに酔いしれているのですか?私も自分のロジックによっていないわけではないですが、右翼が大日本帝国賛美のロジックに酔っているのとはわけが違います。あなたのような右翼が大日本帝国賛美のロジックに酔うことは、大日本帝国の犠牲者の魂や被害者に対して、失礼であり侮辱する犯罪的なものだということだけは言っておきましょう。
統一協会の集団結婚・大会 安倍長官らが祝電 韓国「世界日報」報道
http://uyotoubatsunin.seesaa.net/article/19329225.htmlで、安倍が統一教会の合同結婚式に祝電を送った件で、YouTubeでうpされているようだ。ネット右翼は黙り込んでいるようだけど。
原爆投下にアジア人の憎悪で正当化しようというのであろうか?
Posted by 大甘の甘太郎 at 2006年06月13日 06:56
とすれば、右翼討伐人の論理では「目的達成の為なら、犠牲は構わない」ということになる。
ならば、一般市民虐殺を否定しようとする法廷の趣旨に反するのは言うまでもない。
このような論評をされたら、主催者も迷惑であろう。
なぜなら、自らの政治目標達成の為なら、方法は問わないことを意味するからである。
従って、引用の東南アジア人のコメントに理があるとするならば、当時の日本の戦略を肯定する側にも正当性を与える余地が十分にあるということである。
さらに引用の東南アジア人のコメントを正当化し、さらに突き詰めれば民族浄化さえ肯定されることになる。
つまり管理人の脇が相当に甘いし、非常に軽薄であるという批判は、同じ左翼の中からも出てくるだろう。
最早管理人のロジックは、世論の支持は受けられまい。
左翼は、今支持の低迷に悩んでいるが、管理人の思考停止状態を観察すれば、それは深刻である。
日本の加害性を持って、原爆投下を肯定するのではなく、核兵器の非人道性を普遍化することであろう。
でなければ北朝鮮も、同様のロジックで、軍事的解決も肯定されることになる。
一番この人が勘違いをされていて、許せない部分は、私が「原爆を正当化している」という風に行ってもいないことを決め付けている点です。どこをどう読めば私の書いた記事が原爆正当化なのでしょうか?原爆投下を裁く国際民衆法廷・広島に賛同しております。米国の広島および長崎への原爆投下は立派な戦争犯罪です。原爆投下によって、広島・長崎の多くの人々が犠牲になりました。米国が原爆投下の理由を「原爆投下によって、日本の降伏を早め、米兵(自国の兵士)、そしてアジア・太平洋地域の人々、何よりも日本人を含めて犠牲を減らすため」と説明していますが、原爆投下の命令を下したトルーマンや米国軍部の考え方はそうではありませんでした。あくまでも戦後の世界戦略を睨み、米国の地位を確固たるものにするため、日本への原爆投下が必要だったのです。原爆投下でもって、大日本帝国が米国の前に屈服させたようにすることが何よりも米国にとって大事だったのです。そんな自国の国益エゴのために、原爆を広島、長崎に投下したのだから、まさに許すことができない立派な犯罪的行為なのです。戦後の東京裁判で裁かれなかったのは大きな問題でしょう。だから、私も米国の原爆投下を非難し、その国際民衆法廷に賛同しているのです。
ただし、原爆投下という事実を日本人が受けとめる上で、被害者面ばかりするのは止めろ!加害者であったという歴史的側面を受け入れて、過去の加害の歴史を反省しろという意味で、原爆投下を賛美する当時の東南アジアの人々に関するサイトを引用しました。その辺わかっていただけるでしょうか?東南アジアの人々が「原爆が大日本帝国からの解放への福音であり、天罰である」ということを叫んだとしても、当時の状況では仕方がないのではないでしょうか?そもそも、当時日本人が加害者であった時代背景を受け止めて、大日本帝国により犠牲になったり、被害を蒙った人々の痛みに思いを馳せるべきなのです。侵略や開戦の責任の問題は置いておいておくとしても、そもそも、もっと早くに、勝ち目のない戦争であることを理解し、大日本帝国が潔く降伏をしていたら、満州開拓団の悲劇やシベリア抑留はなかったし、太平洋の島々で繰り広げられた軍民の玉砕や集団自決の悲劇、特攻隊の悲劇、インパールやニューギニアでの日本兵たちの白骨街道の悲劇、終戦後期や末期にかけての日本軍の規律瓦解による部隊の狂乱によるアジア民衆への虐殺・殺戮・凶行による犠牲、沖縄戦の悲劇、朝鮮半島の分断、そして何よりも国際民衆法廷で裁く広島・長崎への原爆などの幾多もの尊い犠牲が避けられたでしょう。そういうことに思いを至らない人に何を言ってもわかってもらえないかもしれませんが。私の主張が民族浄化を肯定するなど、論理の突拍子もない飛躍は止めてもらいたいですね。私よりもあなたのほうが思考停止でしょうね。私がアジア人の憎悪で原爆投下を肯定しているなど・・・言ってもいないことをね、言う頭にあきれますよ。
>日本の加害性を持って、原爆投下を肯定するのではなく、核兵器の非人道性を普遍化することであろう。私やこの国際民衆法廷の主催者たちがやろうとしているのはまさにこのことですよ。日本の加害性を持って、原爆投下も非難し、その両方をもって核兵器の非人間性と戦争の放棄および世界平和と融和の絶対的理念を構築するというのが究極の目標です。というわけでコメントに答えてみました。
統一協会の集団結婚(合同結婚)を兼ねた大会に安倍晋三官房長官ら自民党幹部が祝電を送っていたことがわかりました。統一協会直系紙の韓国「世界日報」が伝えました。
この大会は五月後半に国内十二カ所で開いた「天宙平和連合(UPF)祖国郷土還元日本大会」。「世界日報」五月十四日付によると、同十三日に福岡県で開いた大会(約八千人)に、安倍氏や衆院憲法調査特別委員会筆頭理事で元法相の保岡興治氏ら国会議員七人が祝電を送りました。
同紙によるとこの大会は、韓日男女二千五百組の合同結婚を併催。統一協会発行の「中和新聞」六月一日付も「聖水式と聖婚問答が行われました」と、それを裏付けています(聖水式は合同結婚の主要儀礼)。これについて保岡氏の地元事務所は「出席依頼があったので電報を送った」と述べ、安倍事務所は回答を拒みました。
UPFは統一協会の偽装組織で、教祖文鮮明と妻の韓鶴子が共同総裁です。統一協会は「七代前の先祖の因縁を解放しなければならない」という"解怨献金"(一家庭七十万円)などに力を入れ、UPFはその舞台の一つ。献金で天国に入籍し、それにより平和をつくるなどとしています。
組織の指名で相手が決まる集団結婚(合同結婚)は、文鮮明との性交で原罪を清算する(血分け)という"教義"を象徴化したもの。当初は幹部活動家向けでしたが、最近は大規模化し、「祝福感謝献金」が主目的になっているとされています。
霊感商法対策弁護士連絡会の調べでは、昨年一年間の被害相談件数は千九百件、二十八億二千六百万円。内訳一位がこれら「献金・浄財」被害(十一億円)です。
統一協会被害者家族の会の神保広次会長は「統一協会の伝道方法も霊感商法も違法という判決がすでに確定している。祝電はそのような犯罪集団に手を貸し、励ますものといわざるを得ない」と語っています。
日本共産党の吉川春子参院議員が提出した「満蒙開拓団」に関する質問主意書に対し、政府は十三日、答弁書を決定しました。
五日に吉川氏が提出した質問主意書は、日本が第二次世界大戦中に中国東北部に二十数万人の農民を送り、犠牲者や中国「残留孤児」・婦人を出した「満蒙開拓団」の実態を明らかにし、政府に責任を認めるよう求めたもの。開拓団の団数や人数、移民用地の面積などの解明を求めるとともに、「開拓団」が中国への侵略的行為ではなかったのかと追及しています。
また、開拓団の逃避行の途中、犠牲になった人々の墳墓の建立を中国政府に依頼すること、中国「残留孤児」・婦人の生活支援のために生活保護制度だけではなく立法措置を含む新たな特別対策を求めています。
答弁書は、国策の一環として「満蒙開拓団」を派遣したことを認めつつも、資料が保存されていないことを理由に、現地での死亡者、行方不明者などの実態についての回答を避けました。
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━ !!!!!
大日本帝国より受け継がれた悪しき官僚の逃げの一言。資料が保存されていないことを理由に・・・。本当にまじめに探したのかよ。もちろん、中国やロシアなどの他国を含めてね。犠牲になった人々に対して失礼だろうが、全くよ。やっぱり糞日本政府だな。
転送歓迎です。
インドネシア政府に対して、日本政府がODAを使って、外国に武器供与することが分かりました。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060602/mng_____sei_____003.shtml
http://www.sankei.com/news/060601/sei144.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060608-00000280-kyodo-pol
********************
札幌の越田です。ODAによる武器供与に反対する申し入れ書です。ぜひ皆さんのご賛同(個人・団体)をお願いします。
広く賛同の呼びかけへの御協力を御願いします。
第一次集約締め切りは、6月15日(木)午後5時、とします。
尚、賛同集約先としてODA改革ネットワーク(日本国際ボランティアセンター気付)の高橋まで御願いします(以下に、返信先が添付されています)。
E-mail: kiyo@ngo-jvc.net
Fax: 03-3835-0519
Tel: 03-3834-2388
内閣総理大臣 小泉純一郎 殿
外務大臣 麻生太郎 殿
日本政府はインドネシア政府に対して「マラッカ海峡のテロ・海賊対策のため」に巡視船艇3隻を、ODAによって無償供与することを決定する、という報道がありました(読売新聞・北海道新聞 2006年6月2日)。
私たちは、以下の理由から、この決定は不適切な政策判断であると考え、計画の即時撤回を求めます。
1.「武器輸出三原則」をふみにじるものである。
政府自身が、巡視船艇は武器であることを認めているように、今回の決定は明らかに海外への武器輸出です。確かに、政府は、2004年に米国ミサイル防衛に関する技術協力で例外とする旨を新防衛大綱の発表に合わせた官房長官談話で、「テロ・海賊対策への支援」に関して、「今後、
国際紛争等の助長を回避するという平和国家としての基本理念に照らし、個別の案件ごとに検討の上、結論を得る」という表現を盛り込み例外扱いの可能性を示唆していましたが、今回の件では、「例外」とするに当たってのきちんとした説明がありません。また、「武器輸出三原則」は、
「戦力を保持しない」ことを定めた日本国憲法の根幹であり、いわば「日本の良識」であり、武器輸出の例外は歯止めがきかなくなる恐れがあり、基本的にすべきでないものと私たちは考えます。
2.「ODA大綱」の原則を無視する決定である。
ODA大綱には、ODAを軍事的用途に使わないことが明記されています。また、衆議院外務委員会(1978年)と参議院外務委員会(1981年)でも決議され、その原則が確認されています。日本国憲法が求める「平和共存」のためにODAを使うのであって、「軍事的用途に使わない」という原則
は、私たち日本に暮らす者が心から受け入れ、ごく当たり前の考えとなった日本の「平和貢献のあり方」です。2003年に改訂された新・ODA大綱では、「平和構築」や「テロへの対応」などの文言が入りましたが、「テロへの対応」であればどのような支援もODAとして許されるということではありません。ODA大綱の四原則にてらして、文民機関に供与されるものであったとしても、それが実質的に「軍」を助けることになったり、紛争を助長する恐れがないか慎重な判断が求められます。きちん
とした説明責任とモニタリング体制の確証がない限り、ODAによる武器供与は「ODA大綱」を無視する決定です。また、当然ですが、社会環境配慮ガイドラインなどをきちんと適用して、巡視船供与がどのような影響をもたらすかしっかりと事前にチェックされなければならないことは言うまでもありません。
3.ODAによる軍事援助・軍事化を加速させる。
「治安対策」という名目で、また使用目的を限定したとしても、「武器供与」は公権力の強化を明確に意図したものです。しかし、いくつかのドナー国は、「治安対策」のためには、公権力の強化よりも、市民社会の強化を通じたガバナンス、公権力の乱用に対するチェックといった民主主義支援の観点から市民社会の支援を重視しています。また、真の「治安対策」のためには、公的機関への機材供与だけでは意味をなさず、技術協力などを通じた司法分野の改革、市民社会による監視機関の整備などが伴わなければ国家暴力の温床となってしまうことは、多くのドナーが認めていることです。これまで日本のODAは、警察活動支援であっても、人権配慮の観点から、一定の歯止めをかけていました。ODAの供与には、明確な理念と原則がなければなりません。それをなし崩しにする
ような決定は、適切な政策判断とは思えません。今後、今回の決定を機に、理念が原則もないがしろにして、「テロとの闘い」を名目で、直接的武器援助のためにODAが使われるようになっていくことを強く懸念します。
4.DACのODA定義に反し、貧困問題の解決に寄与しない
国際的に見ても、今回の決定は「開発途上国の経済開発や福祉の向上に寄与することを主たるもの」をODAとするという、開発援助委員会(DAC)の定義に反するものです。ODAは貧困問題の解決などに使われるべきものであるというのが、援助国の共通認識です。ましてや、ますます貧富
の格差が開き、温暖化など環境破壊が進み、感染症の防止対策も十分でない現代において、今回のような決定は、日本がこうした問題に対して真剣に取り組もうとしていないという誤ったメッセージを国内外に送ることになります。今、国際社会が協調して、真に貧困問題の解決に取り組むべき時であるにもかかわらず、こうしたODA本来の目的と相容れないものに使う途を開くことは、世界第二位の援助国である日本が取るべきリーダーシップの形ではありません。
呼びかけ団体:
アジア女性資料センター
アジア太平洋資料センター
インドネシア民主化支援ネットワーク
ODA改革ネットワーク
関西NGO協議会
債務と貧困を考えるジュビリー九州
さっぽろ自由学校「遊」
名古屋NGOセンター
日本国際ボランティアセンター
ピースボート
ピープルズ・プラン研究所
========(返信用)=================
「政府開発援助(ODA)による武器供与に対する申し入れ」に賛同します。
氏名:
所属団体名:
連絡先:
□ 団体として
□ 個人として
(□を■に変えて選択下さい)
第一次集約締め切り:6月15日午後5時
(1) 昨日の伊沢都議の追及は、素晴らしかったです! ぜひ、
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video2006-t2.htm
で見てください。
彼女に対し、3悪をはじめとする右翼議員どもは口汚いヤジを飛ばしっぱなし!?
そのヤジが、ビデオには一切入ってないのが残念ですけど、その痴的レベルたるや躾の行き届かない幼稚園児並みかも状態!? 伊沢都議の質問がしばしば聞き取れなくなるくらいで、たまりかねて傍聴席から「静かにしなさい」とヤジ議員どもに声が・・・すると自民党の議長は、口汚く野次っている都議たちにではなく傍聴席に向かって「静かにしないと退場させます」と脅すのですから・・・
全国のハンセン病療養所などで、100体以上の胎児や新生児の遺体が「標本」として保存されている問題で、川崎厚生労働相は14日、入所者らと厚労省で面会し、「患者やご家族が多大なる精神的苦痛を受けたことは誠に遺憾で、心からおわび申し上げたい」と初めて謝罪した。胎児標本問題で厚労相が謝罪 ハンセン病の団体代表者に 2006年06月14日22時26分
厚労省では今後、個々の入所者や家族らの意見を尊重しながら、1体ごと供養していく方針。
遺体標本の存在は、有識者らでつくる「ハンセン病問題に関する検証会議」の調査で、昨年1月に判明。全国5か所のハンセン病療養所と、国の研究施設「ハンセン病研究センター」(東京)で、人工妊娠中絶や人工早産による胎児や新生児の遺体が計115体保存されており、同会議は「国は手厚く供養すべき」などと提言していた。
各地の国立ハンセン病療養所などに100体を超える胎児らの標本が保管されていた問題で、川崎厚生労働相は14日、同省を訪れた全国ハンセン病療養所入所者協議会の代表者らに「心よりおわびを申し上げたい」と述べ、初めて公式に謝罪した。各療養所訪問を求められた川崎氏は、「わかりました」と答え、近く療養所を訪れて直接、関係者らへの謝罪や供養をする考えを示した。
川崎氏は胎児標本問題に触れ、「丁重に供養がされるよう指示した」と述べるとともに、施設職員の研修など再発防止策の徹底を約束した。
面談後、神美知宏・同協議会事務局長は「胎児標本問題は、遺族の意向を聞くことが何より大切。厚労省は早急な解決に向け、入所者らと意思疎通を図る努力を続けてほしい」と話した。
胎児標本問題は昨年1月、厚労省が設けた有識者らによる「ハンセン病問題に関する検証会議」の調査報告で判明。強制的な堕胎などによる胎児や新生児のホルマリン漬けの標本が各地の療養所で114体見つかった。その後、新たに1体が見つかり、現時点で把握されているのは115体となっている。ほとんどは身元がわからず、同省が療養所の自治会などと埋葬や供養の在り方について話し合いを進めている。
税優遇措置における差別などで
こんにちは
拉致事件を利用した北朝鮮バッシングに呼応して、自らが行っている朝鮮学校への破壊攻撃を市民団体の中の討論で批判され、その批判を封殺し批判者を圧殺するために市民団体やその関係者を「告訴する」と脅しまわり、ついには刑事事件をねつ造して主要な批判者をデッチあげ刑事告訴するという暴挙が、元大学教授という肩書きを持つ人物によって行われました。
デッチあげ刑事告訴された私および討論にはまったく無関係にもかかわらず「告訴する」と脅されている逮捕令状問題を考える会では、デッチあげをあばいてこの暴挙を弾劾するとともに、その暴挙を利用した公安警察による弾圧を許さないため、以下の通り声明を公表するとともに、暴挙について令状の会のサイトで詳細に明らかにすることを決定しました。
刑事告訴へいたる経緯など「藤原言論抑圧事件」の詳細については、次のURLを参考にしてください。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~reijo/fuji/index.html
(転載歓迎)
《声明》
刑事事件をねつ造して批判の封殺を狙う藤原英夫氏の言論抑圧行為を弾劾しデッチあげ告訴の撤回を求める
労働者、市民のみなさん、とりわけ研究者、学生、知識人のみなさん批判の自由は思想・信条、言論・表現の自由そのものです。とりわけ自由な批判なしに学問の自由やその進歩はありえません。この学問の自由を最も重視し、 享受してきたはずの元大学教授・藤原英夫氏によって、刑事事件をねつ造して警察の力を借り、自らへの批判者の抑圧と批判の封殺を狙うという言論抑圧行為が
行われたことは、決して放置してはならないことと私たちは考えます。それは現在拡大している反テロ・キャンペーン、北朝鮮バッシングという国家権力による問答無用の批判と異論の抑圧、異端者の抹殺に通じるものです。
私たちはここにその言論抑圧行為の経過を明らかにして藤原氏に言論抑圧行為の撤回を求めるとともに、自由と人権のために闘う多くの方が、批判の自由を守るために私たちとともに弾劾の声を上げてくださることを訴えます。
* * *
「民族学校内に教育目的外の施設が存在するのは憲法89条違反」として補助金返還などを求める訴訟を行っている藤原英夫帝京大元教授に対して、逮捕令状国賠原告の御 崎(みさき)直人は「民族学校のおかれた人権侵害情況を考慮せずに補助金返還などを求めるのは誤り」と批判し、両者が会員である国賠ネットのメーリングリスト上で論争をしていました。
ところが、藤原氏はその論争の途上で突然、「裁判審理の審理外干渉は法律上禁止」で訴訟を批判するのは「誹謗中傷の妨害行為」だから「名誉毀損」で告訴するなどと御 崎を脅し始めました。
裁判批判は何ら違法ではなく、逆に自由な裁判批判こそは民主主義社会の基盤を支えるものです。それゆえ、御 崎はそうした態度をたしなめ、藤原氏が「どのような態度を取ろうと、これまで通り冷静に批判と問題提起を続けていく」と 宣言して批判を続けました。
告訴の脅しでは御 崎の批判を封殺できないと知った藤原氏は、次には、論争に直接には関与していない国賠ネットやその関係者、あるいは御 崎が会員である逮捕令状問題を考える会に対して、「管理責任」とか「共犯」などと称して告訴の脅しを拡大してきました。
その狙いは明らかです。それらの団体の圧力で御 崎に批判をやめさせようとしたのです。もちろん国賠ネットや令状の会が告訴の脅しに屈服して正当な批判を抑圧することはありませんでした。
そこで、追いつめられた藤原氏は、ついに5月15日、友人への電話を通じて御 崎に対して、「脅迫罪で刑事告訴した」などと脅しをエスカレートさせたのです。17日には同内容のメールをやはり友人経由で送りつけてきました。藤原氏は、この脅しによって御 崎に批判をやめさせようとしているだけでなく、国賠ネットなどに対しても、御 崎を見せしめとし「共犯で告訴する」と再度脅すことで御 崎の批判の封殺に協力させようとしているのです。
一貫して藤原氏に討論を呼びかけ実践してきた御 崎が、藤原氏を脅迫した事実もそうする動機もありません。当初より告訴の脅しで批判を封殺しようとしてきたのは、逆に藤原氏自身です。自らの主張や行動への批判に対して、自らの力で反論するのではなく、国家権力や批判者の周囲の団体の力を借りて批判を封殺 しようとする藤原氏の姿勢には、私たちは研究者としての良心を到底感じることはできません
私たちは、このような藤原氏の言論抑圧行為を弾劾し、同氏に次の3点を行うことを求めます。
・ デッチあげ告訴を直ちに取り下げ、御 崎に謝罪すること
・ 国賠ネット関係者、令状の会などへの告訴の脅しを撤回し、関係者に謝罪す
ること
・ 批判の自由を含む思想・信条、言論、学問の自由を尊重し、二度と警察などの力を借りた言論抑圧行為を行わないことを誓約すること
以上
2006年6月4日
逮捕令状問題を考える会
逮捕令状国賠原告団
御 崎 直 人
******
犯人ねつ造システムと化した刑事手続きの抜本的改革を!
*違法捜査くり返す警察・検察から強制捜査権をはく奪しよう
*デッチあげ追認の官僚裁判官から事実認定権をはく奪しよう
公安警察はじめすべての弾圧と抑圧の機関の解体を!
逮捕令状問題を考える会(御 崎 直 人)
135-0002 東京都江東区住吉2−27−1
tel/fax 03-3633-1954
reijo@mx4.mesh.ne.jp
******
高田健@許すな!憲法改悪・市民連絡会です。
重複送信をお許しください。広く賛同を募集しますので、ぜひ転送・転載にご協
力下さい。
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「『防衛省』設置法案と自衛隊法改悪案に抗議し、廃案を求める共同声明」への
団体賛同のお願い
2006年6月12日
憲法共同会議
連絡先101-0061東京都千代田区三崎町2−21−6−301
(許すな!憲法改悪・市民連絡会気付)
電話03(3221)4668 FAX03(3221)2558
kenpou@annie.ne.jp
以下の団体共同声明に、ぜひご賛同下さい。なお賛同は団体・グループに限らせ
ていただきます。第一次締切は7月末日とします。この呼びかけの転送・転載に
ご協力下さい。
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「防衛省」設置法案と自衛隊法改悪案に抗議し、廃案を求める共同声明
小泉内閣は通常国会の会期切れ直前の6月9日、「防衛省」設置法案とそれに
関連して自衛隊法改定案などを提出しました。これらの法案は、防衛施設庁主導
の談合発覚で2月に見送ったはずのものですが、事件が未解決のまま提出したの
は、問題になる法案は秋の臨時国会で成立させ、来夏の参院選に「重荷」を持ち
越したくないという与党の思惑もあります。このような法案提出のやり方は「ア
ンフェア」というべきですが、それ以上に重大な法案であり、私たちは強く抗議
し、廃案を求めます。
「防衛省」設置法案は、単に庁を「省」に、長官を「大臣」昇格させたり、在
日米軍の基地・施設も扱う防衛施設庁を吸収・統合するだけではありません。こ
れに便乗する形で、これまで自衛隊の「本来任務」ではなかった周辺事態での活
動や海外派兵を自衛隊の本務に格上げすることが主な内容となっています。現行
の自衛隊法では、自衛隊の任務は「侵略からの防衛」(第3条)とされ、国際緊
急援助隊への協力、国連PKOなど「国際平和協力業務」、周辺事態における船
舶検査や後方支援などの活動は100条の「雑則」各号に追加されてきました。しか
し今回の自衛隊法改定案では、3条に周辺事態での「我が国の平和と安全に資す
る活動」と「国連を中心とした国際平和のための取組への寄与、国際社会の平和
と安全の維持に資する活動」を加え、100条活動は「3条活動」すなわち自衛隊の
「本務」にするというものです。そうなると、自衛隊の組織・装備・活動・訓練
などは、海外派兵のための本格的なものになっていくでしょう。
米軍再編問題で日米両政府は、自衛隊を米軍と一体化させ、「国際の平和と安
全」を掲げて地球上どこででも軍事行動ができる体制を作るという戦略で合意し
ました。昨年10月に自民党が発表した「新憲法草案」には、「自衛軍の保持」と
「国際社会の平和と安全を確保するために協調して行われる活動」が盛り込まれ
ています。「防衛省」設置法案と自衛隊法改悪案は、そのような新「日米同盟」
と憲法9条の改悪を先取りするものです。
私たちは、これら新「日米同盟」と憲法改悪の先取り法案である「防衛省」設
置法案と自衛隊法改悪案を許さず、廃案を求めます。
以上
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高田 健 /許すな!憲法改悪・市民連絡会
TEL03−3221−4668 FAX03−3221−2558
東京都千代田区三崎町2−21ー6ー301
kenpou@annie.ne.jp(変更しました)
http://www.annie.ne.jp/~kenpou/(移転しました)
「探偵」といえばシャーロック・ホームズや明智小五郎。だが謎を解き「真犯人はこの中にいる」なんていうのは本の世界だ。現実の探偵は、素行調査や浮気現場などプライバシーを密かに探るお仕事だ。
業界団体である日本調査業協会(吉田悦美会長)によると国内に探偵業者は3000社余りあるが、協会に加盟しているのは550社。アウトサイダーによる料金トラブルや情報の悪用などが起きがちだという。そこで「業法の制定を国会に働きかけていた」。
衆議院で5月25日、探偵業法案が通過した。長年の悲願が実る業界関係者は期待を膨らますが、「報道の自由を侵しかねない」との声がメディア業界から上がっている。
法案は他人の依頼を受けて特定個人の行動を調査する行為を規制する。探偵業の届けがない者が、例えば誰かを尾行したり無断で写真を撮ったりすると逮捕される。探偵の話かと思っていたら取材規制か、とメディアが騒ぎ出したのは3月になってからだ。
「9・11以降広がった人権より治安を優先する動きの一環」と民放連は指摘する。国会で紛糾している共謀罪は、犯罪謀議の疑いがあれば逮捕できる。探偵業法は情報活動を取り締まる足がかり、というのだ。
審議の中で「報道機関の依頼による行為」は対象外とする「除外規定」が盛り込まれた。しかし「フリーのジャーナリスト、作家など著述業に対する除外規定が明示されていない」と日本雑誌協会は緊急声明で訴えた。
個人情報保護法で事件の固有名詞は警察の判断で伏せられるようになった。探偵業法は公安委員会への活動報告を義務づけている。民間の探偵業者が警察庁の翼下にはいり、違反の取り締まりには警察があたる構図だ。
メディアは、時として人を傷つける。弱い立場の人に辛い思いをさせてはいけないが、権力者を相手にする時は、多少のリスクは覚悟して踏み込まなければならないことがある。猟犬のようなフリーライターがいい仕事をすることは珍しくない。
大手は除外され、立場の弱いフリーライターが微妙な立場にさらされる。いつの時代も「はじめの一歩はこっそりと」だった。
編集委員●山田厚史
探偵業法案:衆院を通過
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20060526ddm041010026000c.html
他人の依頼を受けて聞き込みなどの方法で特定の人の所在や行動を調査する行為を規制する「探偵業法案」が25日、衆院本会議で全会一致で可決され、参院に送られた。今国会で成立の見通し。
同法案は暴力団が関与する業者の排除などを目的に議員提出された。しかし、法案に規定された探偵業務の定義が、出版社などの依頼を受けてモデル小説を書く作家や、フリーライターらによる取材と類似していることから、日本雑誌協会などが「著述活動が制約される恐れがある」などと反発している。参院では、付帯決議などで歯止めをかける動きも出ている。
毎日新聞 2006年5月26日 東京朝刊
探偵業務適正化法案が19日の衆議院内閣委員会で可決されたことについて、日本雑誌協会(村松邦彦理事長、94社)は同日、「言論・出版の自由がおびやかされる危険性をはらんでいる」とする緊急声明を出した。
法案の条文には、報道機関の依頼で報道のために行われるものを除く旨の規定があるが、声明は(1)報道機関に出版社が含まれていない(2)フリージャーナリスト、作家らに対する除外規定が明示されていない、ことを問題点として指摘している。
朝日と毎日の記事は腹立たしい限りである。本当にごく小さい扱いだ。まるで自分たちが除外対象だから、他人事のように書いている。表現の自由を奪いかねない危険な法案であるし、日本雑誌協会がフリーのジャーナリストや作家などの著述活動が非常に政治的に制約されると危機感を持っている中で極めて小さい記事の扱いである。下の朝日新聞は5月19日だが、本当に小さい扱いだからわからなかった。こういう大手マスゴミにも困ったものだ。ところで、上の毎日新聞の扱いでまだ救われたのは衆院通過であって、成立したわけではない。AMLなどではこれまで探偵業法案の”探”の字さえなかったが、共謀罪と同じくらいに参院審議に向けて断固戦うべきであると思う。この記事については、投稿日時を繰り下げる形で幅広く知らせたいと思う。
参院本会議は2日、暴力団関係者が関与した業者の排除や、消費者保護などを目的にした「探偵業法」案を全会一致で可決し、成立した。公布後1年以内に施行する。
同法をめぐっては、探偵業務が、作家やフリーライターらによる取材活動と類似していることから、表現の自由への制約が懸念されている。このため、参院内閣委員会が全会一致で採択した付帯決議では、政府に対し、▽取材活動が探偵業の適用除外となることを周知する▽言論、出版、報道などの「表現の自由」に十分配慮する▽学術調査、弁護士、税理士などの活動についても制約を加えないよう十分配慮する−−などを求めた。【臺宏士】
毎日新聞 2006年6月3日 東京朝刊
他人の依頼を受けて特定の人の行動を調査する行為を規制する探偵業法案について、衆院内閣委員会は19日、議長に全会一致で法案提出した。暴力団関係者が関与した業者の排除などが目的で、今国会で成立の見通し。
法案は、聞き込み、張り込みなどの方法で調べて報告する行為を探偵業務と規定し、都道府県公安委員会への届け出制とした。公安委員会は、営業停止処分を命じることなどができ、命令違反には1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる。公布後、1年以内に施行する予定。
一方、出版社の依頼を受けたフリーライターや作家の取材活動と、探偵業務が類似しているため、法案への懸念の声が出ている。法案は、放送局や新聞社など報道機関から依頼を受ける業務は規制対象から除外したが、出版社は例示されなかった。報道目的に限定したため、事実を基にして描くモデル小説など作家による著述活動が制約される恐れもあるという。
法案提出者の泉健太委員(民主)は同日の委員会で「報道を行っている出版社は、報道機関に含まれる」と述べた。山本拓委員(自民)も「事実に基づいて執筆されたコラム、小説も報道に当たる」との見解を示した。
日本雑誌協会は19日、「フリーのジャーナリストや作家などの著述家が、恣意(しい)的な運用で公安委員会の監視下に置かれる」と懸念する緊急声明を発表した。【臺宏士】
毎日新聞 2006年5月19日 20時26分
【パリ7日聯合】韓仏修好120周年を記念しフランスを訪問中の韓明淑(ハン・ミョンスク)首相が、7日付で掲載された仏紙ル・フィガロとの会見で、「韓国が日本と友好協力関係を築こうと模索を続けているにもかかわらず、日本は圧力を強める一方だ」と日本の姿勢を批判した。
韓首相は、両国間では現在、独島問題だけでなく歴史教科書や従軍慰安婦などの問題があると説明した後、日本は謝罪しようとせずむしろ植民統治を正当化していると述べた。また、韓国政府が独島問題で譲歩する意思はないことを強調するとともに、日本に対する「静かな政策」はこれ以上続けないとの考えを示した。 北朝鮮との関係については、北朝鮮との戦争は望んでおらず、偽造紙幣問題についても北朝鮮自らが解決すべき問題で6カ国協議と結びつける必要はないと述べた。
フランスのメディアは韓首相の訪問を大きく扱っている。ル・モンドは4〜5日の週末版で韓国の発展像と文化、アジア圏で巻き起こった韓流現象を紹介した。6日付でも韓国初の女性首相として韓首相の歩みをたどった。経済日刊紙のラ・トリビューンは6日付の国際経済面全面を韓首相の訪問に関する記事に割いたほか、カトリック系日刊紙も韓首相の歩みや両国の交流状況と見通しを紹介した。
【ソウル8日聯合】日本植民地時代の個人の財産権被害について、政府による補償を定めた法律制定に向けた動きが進んでいる。 与党開かれたウリ党の金元雄(キム・ウォンウン)議員と保険消費者連盟が8日午後、国会で「日帝強占下の財産権被害の補償法律(案)」について公聴会を開催する予定だ。法案は、1965年の韓日請求権並びに経済協力協定と1970年代の対日民間保障の関連法に基づく保障過程に含まれなかった、朝鮮総督府の簡易保険や債券などを対象に、日本植民地時代の被害者の財産権を政府が補償するよう定めるもの。補償を目指し総理室に補償審議委員会を設置するほか、補償金額は当時の1円と1ウォンをそれぞれ10万ウォンに換算するとしている。
保険消費者連盟によると、朝鮮総督府の簡易保険には1945年の植民地解放時点で全人口の約50%が加入していたが、補償は得られなかったという。被害規模は現在の貨幣価値に換算し2000億ウォンに達すると推定している。金議員は早ければ今月中にも法案を発議する方針だ。
アジア通貨危機の克服以降、100円 ≒ 1,000ウォン程度で安定して推移している。だから、日本円に換算して、200億円くらいか。それにしても、どうして韓国政府が補償するんだ?財産権を侵害し、被害を与えたのは紛れも泣く当時植民地支配していた大日本帝国である。大日本帝国の後継政府である日本政府がこういった負の遺産も受け継いで後始末しなければならないはず。日本政府が動かない中で、一時的に韓国政府が補償を肩代わりする形で進めるのはやむ終えないかもしれないけど、こういった歴史の清算を韓国政府に押し付けて、日本政府がしかとして知らん振りしているのは我慢ならないね。植民地支配などの過去の負の歴史を清算してこなかったことが現在の日本政府の財政危機や根深い政府の汚職体質にもつながっている。過去の歴史の問題を済んだものとして、日本政府の責任を免罪することが、日本政府、何よりも日本国民のためにはならないと思う。あくまでも大日本帝国の植民地支配による個人の簡易保険による財産権被害だけであって、強制労働・従軍慰安婦、徴兵、弾圧や抵抗者に対する拷問や処刑を含めた人的被害や経済収奪、強制供出などの他の財産・物的被害を含めればざっと大日本帝国植民地支配による被害は数十倍に跳ね上がるであろう。何よりも、中国や台湾、南洋諸島などの他の大日本帝国の植民地、アジア・太平洋戦争で占領したインドネシア、マレーシアなどの東南アジア・太平洋地域の住民に対する被害を含めれば、財産権被害だけでも天文学的数字に上るはずである。過去の加害の歴史といい加減向き合え!逃げるな糞日本政府!ということで(怒!!!)
政府は九日の閣議で、海外派兵を自衛隊の本来任務(主要任務)に格上げし、防衛庁を省に移行させるための自衛隊法や防衛庁設置法などの改悪案を決定し、国会に提出しました。これまで政府が建前としてきた「専守防衛」を法律上も大きく転換し、違憲の海外派兵をさらに拡大することが狙いです。早期成立を図るため、国会会期末(十八日)が迫っているにもかかわらず、提出を強行しました。
-------------------------------------------------------------------------------- 改悪案は、自衛隊の本来任務を「我が国を防衛すること」と規定している現行の自衛隊法三条に、新たに第二項を設け、「周辺事態」への対応と「国際協力の推進」を追加。米軍のアジア太平洋地域への軍事介入(周辺事態)に対する支援をはじめ、PKO(国連平和維持活動)やテロ特措法によるインド洋派兵、イラク特措法によるイラク派兵などの海外派兵を第二項に該当する活動と規定し、自衛隊の本来任務に位置付けました。
これらの活動は、現行の自衛隊法では「自衛隊の任務遂行に支障を生じない限度」で実施すると定められ、本来任務ではない付随的任務とされています。
改悪案はまた、現在は内閣府の外局となっている防衛庁を独立した省にし、名称を「防衛省」にすることを盛り込みました。防衛庁長官も「防衛大臣」になります。
「自衛隊の最高の指揮監督権」や「防衛出動の下令」などは現行通り内閣総理大臣の権限とするものの、「周辺事態」の際やテロ・イラク両特措法に基づく米軍への支援実施の権限については防衛大臣に移譲。海外での米軍支援に即応できる体制をつくります。
省への移行のため、自衛隊法、防衛庁設置法のほか内閣府設置法など約七十の関係法律を一括改悪。これにより、防衛省は法律の制定や予算要求、幹部人事などに関する閣議の開催要求も内閣府を通さずに行えるようになります。政府・与党は秋の臨時国会での成立を狙っています。
--------------------------------------------------------------------------------改悪案のポイント
一、自衛隊の任務を規定した自衛隊法三条に、「我が国の防衛」に加え、「周辺事態」への対応と「国際協力の推進」を追加。これには▽周辺事態での米軍支援▽PKO(国連平和維持活動)▽テロ・イラク両特措法に基づく派兵▽機雷の除去▽在外邦人の輸送▽国際緊急援助活動-が含まれる
【海外派兵の本来任務化】
【防衛省への移行】
一、内閣府の外局である防衛庁を独立した防衛省に昇格。防衛庁長官を防衛大臣に変更
一、「自衛隊の最高の指揮監督権」など内閣の長としての内閣総理大臣の権限は変えず。「周辺事態」の際やテロ・イラク両特措法に基づく米軍支援など内閣府の長としての権限は防衛大臣に
一、公布から三カ月以内に施行。二〇〇七年度中に防衛施設庁を廃止し、防衛省に統合することを付則に規定
韓国人拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さん親子の再会について韓国統一省は8日、22日から3日間、北朝鮮・金剛山で開かれる離散家族再会事業として対面できるよう北朝鮮と調整する考えを示した。韓国政府は今回の対面を対話重視政策の成果として歓迎する一方、北朝鮮への圧力重視に傾く日本への牽制(けんせい)を強めている。
同省当局者は8日、面会に応じた北朝鮮の措置を「分断の痛みを解消する、未来志向的な姿勢の下で実現した」と述べ、「多様なチャンネルを通じて解決を探ってきた韓国政府の努力」が北朝鮮の軟化を促した、として成果を強調した。
当局者は「相手を圧迫し、侮辱すれば反発だけを招き、解決はより難しくなる」とも発言。別の高官も「日本政府が人道問題を政治的キャンペーンに利用しないよう望む」と述べ、拉致問題の解決に向けた日本とのアプローチの違いを鮮明にした。
一方、韓国の拉致被害者団体「拉北者家族会」の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表は8日の記者会見で、韓国側家族の訪朝に反対している日本の関係者らに不快感を表明。特に支援団体「救う会」を名指しし、歴史認識や慰安婦問題に対する同会側の見方を指摘したうえで「拉致問題を政治的に利用している」と批判し、今後、同会と協力しない考えを示した。
金さんの母・崔桂月(チェ・ゲウォル)さんは8日開いた記者会見で訪朝の意思を表明しており、英男さんの姉、金英子(ヨンジャ)さんも「高齢の母が弟に会えるようになったことをありがたく思う。会う場所にはこだわらない」と述べた。
離散家族再会は19日から30日まで南北計400人の離散家族が2泊3日ずつ4陣に分かれ順次、家族や親類に会う予定。
◇自ら判断し潔く中止せよ−−「戦争責任」再考しよう
小泉純一郎首相の靖国神社参拝は不思議でしようがない。首相が参拝目的とする「全戦没者の追悼と平和祈念」は、政府主催で毎年8月15日に日本武道館で営む全国戦没者追悼式での祈りやあいさつで果たされていると考えるからだ。首相は今年、8月15日に照準を合わせて靖国を参拝するのではないかとみられている。すべての戦没者を祭ってはいない一宗教施設への参拝に固執する理由を、首相は国民に説明すべきだ。
首相の靖国参拝には当初から問題が多かった。91年1月の仙台高裁、04年4月の福岡地裁と2件の違憲確定判決があり、合憲確定判決はないこと。日本政府が受け入れた東京裁判でA級戦犯とされた14人が「護国の英霊」として合祀(ごうし)、顕彰されていること。これらは既に指摘されてきた。
だが、それだけではない。首相の論理に従って検証しても整合性を欠く。
靖国神社の祭神約250万柱は、時の権力のために戦って亡くなった人が大半。賊軍兵や空襲などによる戦災死者は含まれない。一方で、日本兵として戦った朝鮮半島、台湾出身者らを、遺族の了解を得ずに日本名で祭っている。つまり、批判に対する首相の弁明で、参拝理由を「戦没者全体に哀悼の誠をささげる」(昨年5月の衆院予算委答弁)などとしているのは、事実に反するのだ。
63年に始まった戦没者追悼式は第二次大戦の戦没者約310万人を追悼するのが目的で、全国の遺族代表、天皇、皇后両陛下、各界代表ら約6000人が参列する。昨年の式で首相は「(先の大戦での)内外の戦没者及び犠牲者のご冥福を心よりお祈り申し上げます」「各国との友好関係を一層発展させ、平和を大切にする国家として世界から一層高い信頼を得られるよう、全力を尽くしてまいります」などとあいさつした。
しかし、首相のその後の言動は、それらと一致しているだろうか。4月25日には、中韓両国が首相の靖国参拝に反発して首脳会談が途絶えていることについて「(中国や韓国が)後悔する時があると思う」と話した。一般人がどこに参拝しても自由だが、政治家は別だ。靖国参拝は即、政治・外交上のメッセージとなる。外交は人付き合いと一緒であり、近隣諸国の嫌がることをあえてすれば、他意があると取られても仕方ないだろう。
妥協案を探った「A級戦犯を分祀すれば首相も参拝できる」との論にも無理がある。分祀の押し付けは、宗教法人である靖国神社への不当介入になるからだ。新たな国立追悼施設の建設も税金の無駄遣いに終わりかねない。追悼の場としては、それぞれの墓地や、一部の戦没者に限っていない国立千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)があれば不足はないはずだ。
私は、外国からの批判を理由に靖国参拝をやめるべし、と言っているのではない。首相は、自らの論理にさえ合わない参拝を、自身の判断でやめるべきだ、と主張しているのだ。首相が靖国参拝をやめれば一件落着、とも考えてはいない。日本人の多くは、あの戦争が起きた経緯と戦争責任について真正面から考えたことは少なく、A級戦犯らに戦争責任を押し付けていはしないか。そうした風潮が首相の靖国参拝を漫然と許してきたのではないか。
旧日本軍による真珠湾攻撃から50年たった91年、ハワイで取材した日系老齢男性の一言を忘れられない。元日本陸軍兵で広島に駐在中に被爆したという男性は「一億火の玉だった日本。赤ん坊以外の全員に戦争責任はある」と言い切った。
当時は広島でも、アジア太平洋諸国民に対する日本人の加害責任について真剣な討議が繰り返されていた。「被爆者といえども自分の戦争責任は免れない」と言明する被爆男性もいた。
だが、今はどうか。学校では古代から授業を始めることもあり、肝心の近現代史教育については、国内外から「質量ともに不十分」と言われ続けてきた。現場教師らは「きちんと教えようとしている教師はごく一部で、教育課程は今も旧態依然としている」と語る。
ハワイや中国、韓国へ出掛ける観光客で、真珠湾や戦争記念館などに足を運んで戦争の実相に近付き、日本人の戦争責任を考えようと努力している人はどれぐらいいるだろう。
首相が過去の侵略や植民地支配について公式謝罪するだけではなく、日本人一人一人が世代を超えてそうした努力を積み重ねてこそ、実を伴った反省だと周囲は認めるだろう。
紛糾し続ける小泉首相の靖国参拝を、日本人が戦争責任について再考するきっかけにしたい。
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ご意見、ご感想は〒100−8051 毎日新聞「記者の目」係へ。メールアドレスkishanome@mbx.mainichi.co.jp
毎日新聞 2006年5月23日 東京朝刊
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【原爆投下を裁く国際民衆法廷・広島のご案内】
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来たる7月15〜16日、『原爆投下を裁く国際民衆法廷・広島』を開廷いたします。原爆という大量破壊兵器による広島・長崎での無差別大量虐殺がいかに重大な「人道に対する罪」であったかをこの法廷で明らかにすることによって、私たちは核兵器と戦争の廃絶を目指します。
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■開廷日:2006年7月15日(土)、16日(日)
■会 場:「メモリアルホール」
(平和公園内、広島平和記念資料館地下)
広島市中区中島町1-2 電話:082-242-7798
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/frame/Virtual_j/tour_j/guide2.html
■傍聴参加費:2日通し券1,998円、1日券999円(学生等500円)
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■判事団:
●レノックス・ハインズ教授(国際法,刑法)
米国・ラトガーズ大学
国際民主法律家協会(IADL)終身国連代表
フィリピン国際民衆法廷判事(2005,8)
●カルロス・ヴァルガス教授(国際法)
コスタリカ大学
国際反核法律家協会副会長
●家 正治教授(国際法)
姫路獨協大学法学部
■検事団:
●足立修一(広島弁護士会)
●井上正信(広島弁護士会)
●下中奈美(広島弁護士会)
●秋元理匡(千葉弁護士会)
●崔凰泰(韓国/大邱地方弁護士会)
■アミカス・キュリエ(法廷助言者):
●大久保賢一(埼玉弁護士会)
■告発者
被爆者 広島市民 長崎市民
■被告人
フランクリン・D・ローズヴェルト大統領
ハリー・S・トルーマン大統領
ジェームズ・F・バーンズ国務長官
ヘンリー・スティムソン陸軍長官
ジョージ・マーシャル陸軍参謀総長
トーマス・T・ハンディ陸軍参謀総長代行
ヘンリー・アーノルド陸軍航空隊総司令官
カール・スパーツ陸軍戦略航空隊総指揮官
カーティス・ルメイ第20爆撃軍司令官
ポール・ティベッツ中佐(エノラゲイ機長)
ウィリアム・パーソンズ大佐(エノラゲイ爆撃指揮官)
チャールズ・スィーニー大尉(ボックスカー機長)
フレデリック・アシュワーズ中佐(ボックスカー爆撃指揮官)
レスリー・グローヴズ少将(マンハッタン計画・総司令官)
ロバート・オッペンハイマー(ロスアラモス研究所所長)
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■プログラム(全て同時通訳付き)
7月15日(土):13:00〜17:00
開会の辞
法廷の紹介
開廷に至るまでの経過説明
法廷憲章の説明
開廷・これ以降は判事団が主宰
起訴状朗読
アミカス・キュリエの意見
争点整理
立証:
被爆の影響
●鎌田七男(広島大学名誉教授)
被爆者証言:
●高橋昭博(広島)
●下平作江(長崎)
●郭貴勲 (韓国)
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7月16日(日):10:00〜17:00
(休憩:12:00〜13:00、15:00〜15:30)
立証:
投下に至る事実関係
●荒井信一(茨城大学名誉教授)
国際法から見た違法性
●前田朗(東京造形大学教授)
最終弁論
アミカス・キュリエの意見
判事団合議
この間、傍聴者のための特別企画
1)『Original Child Bomb』上映
(広島平和映画祭実行委員会の協賛)
2)特別証言「日本の戦争責任」
●李実根(広島県朝鮮人被爆者協議会会長)
判決要旨発表
[最終的な判決文は年末までに作成予定]
閉会の辞
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■ご賛同とご協力のお願い
賛同金:個人一口500円、団体一口5,000円
郵便振替口座番号:01310−6−93301
口座名義:原爆投下を裁く国際民衆法廷・広島
当日のボランティア・スタッフを求めています。
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■主催:
「原爆投下を裁く国際民衆法廷・広島」実行委員会
■共同代表:
坪井直(被爆者)
佐々木猛也(弁護士)
田中利幸(広島平和研究所教授)
■連絡先:
〒730-0004
広島市中区東白島町18-13-201足立修一法律事務所内
Tel:082-211-2441
Fax:082-211-3331
E-mail:info@abomb-hiroshima-tribunal.com
http://www.abomb-hiroshima-tribunal.com/
マレーシアに滞在していたある人は、東マレーシアのサラワクの映画館で「ライジング・サン」という第一次・二次世界大戦のドキュメント映画を見たとき、映画のラストシーンに原爆の雲がでてく ると、見ていた華人の観客が一斉に大きな拍手をしたのに心底驚いたという経験を語っている(荒川 純太郎「アジアの民衆から見た日本」)。原爆についてのこのような受け止め方は、日本軍によって痛めつけられた華人だけではない。分断 統治のために利用されたマレー人の場合を、マレーシアの作家イスマイル・フセインが語っている。
「原爆の投下をラジオで聴いて、家族は、大変な技術の進歩だ、三日間で長い間の戦争に終止符 をうってくれた、と話していました。長い間のマレーシアの苦しみがこれで終わって、戦争から解放 されたという興奮がマレーシアの村々を駆け巡ったのです」(『反核と第三世界』)。
インドネシアのジャワでも、原爆投下の話を聞いた街の人々は喜び、一人のイスラム導師は「日本は神から罰せられたのだ」と語ったという(中村平治はか編「アジア一九四五年」)。原爆の投下は、けっしてアジアの解放のためではなく、むしろアメリカによる冷戦の開始を告げる ものであり、人類にとって核時代という新たな危機の時代を示すものであるが、アジアの人々は、原 爆を日本の圧政からの「神の救い」と受け止めたのである(高嶋伸欣『族しよう東南アジアヘ』)。
日本人が広島・長崎への原爆投下という問題を考えるとき、被害者面ばかりに目をとらわれてはいけない。1945年8月7日、あるいは10日以後の朝、原爆投下という知らせを聞いた日本軍の占領地や植民地の民はどう思ったのだろうか。「神からの救い」「大日本帝国・日本軍の圧政や暴虐からの解放の知らせ」「悪魔(大日本帝国)への天罰が下った」という風に捉えたのである。
おはようございます。犯罪都教委&3悪都議、断固、闘う増田です。
「増田さんの不当解雇撤回要求! 緊急4・28集会」の時の雨宮 剛先生のスピーチ原稿をいただきましたので、ちょっと長いですが、ご紹介します。私の紙上討論授業を生徒達が大好きになる理由が、ここにあるような気がします。
「真実を教えない国は滅びる
-増田先生の不当解雇に想うー」
上智大学名誉教授 雨宮 剛
こんばんは。犯罪都教委&3悪都議と、断固、闘う増田です!
ご都合の着く方は、ぜひ、傍聴参加をお願いします。
●6月14日(水)、午後7:20〜都議会本会において、
伊沢けい子都議が、都教委による平和教育破壊&人権侵害を追及してくれます!
傍聴参加できる方は、都議会議会棟で2Fで傍聴手続きをして7F本会議場へ
<3右翼都議糾弾裁判の本人尋問>
東京都の民主教育・平和教育破壊に狂奔してきたナマ!? の3右翼都議が、目の前で見られますよ!
●6月16日(金)627号法廷において、11:00〜、私の足立12中時代の教え子、13:30〜本人尋問
●7月14日(金)627号法廷において、10:00〜土屋、午後に古賀・田代の尋問
<都教委の条例違反、地公法違反が裁かれるかが、ミモノ!?>
●6月28日(水)都教委「個人情報漏洩糾弾裁判」判決 13:10〜626号法廷
"カリブの楽園"で大農園主に−。半世紀前、希望を胸にドミニカ共和国に渡った移民らが「祖国にだまされた」と日本政府に損害賠償を求めた訴訟の判決が七日、東京地裁で言い渡される。国策だった戦後の海外移住で、ブラジルのアマゾン川流域やボリビアと並び「最悪」と言われたドミニカ共和国。ずさんな事前調査で送り込んだ政府の責任を問う移民たちの叫びを、現地で聞いた。 (サントドミンゴで、石川保典、写真も)
「両親は十年前まで、移住地でランプ生活でした」
首都サントドミンゴからバスで五時間。ハイチ国境の町ダハボンに住む山本新二さん(60)=山口県出身=が、町はずれの移住地に残る小屋に案内してくれた。三畳ほどの部屋が三つと台所。「水道も井戸もなく、用水路の水を飲んだ」と言う。
十歳だった山本さんが、ドミニカ共和国への移民第一陣として一家七人で移住したのは一九五六年七月。「農家の末っ子の父は、成功して帰国するのが夢だった。『政府はうそを言ってだまして連れてきた。祖国を訴えるのは悲しいが、それしかない』と死ぬ前に言っていた」。父の福槌(ふくつい)さんは提訴の翌二〇〇一年、八十四歳で病死した。
募集要項には、確かに夢のような条件が躍っていた。「開拓自作農として、一世帯当たり三百タレア(約十八ヘクタール)の土地が無償譲渡される」−。外務省の募集委託を受けた日本海外協会連合会(現国際協力機構)には応募が殺到した。
だが、現実は現地政府が管理する土地で働く事実上の「小作農」。土地のない貧しい国民に辺境地を耕作させる鉄条網に囲まれた「コロニア(植民地)」が移住地だった。土地の所有権は認めないコロニア法により、最初から大地主の道は絶たれていた。
一九五九年までに二百四十九世帯、千三百十九人が計八カ所に入植。だが、配分された土地は募集要項の半分以下。しかも、耕作適地はさらに少なかった。水不足などの劣悪な条件も重なり、移民の生活を追いつめた。
最も過酷なドゥベルヘ地区は、ひどい塩害だった。今は中部の移住地ハラバコアに住む中川末寛さん(57)=徳島県出身=は「スイカを植えてみたりしたが、何一つ育たなかった」と話す。その北のネイバは石だらけ。不毛地帯に、移民たちは生活資金まで注ぎ込んで営農したが、その日の食料にも困るほどだった。日本政府の救済措置で、六二年までに移住者の約七割が帰国したり南米に移った。
残留を選んだ約五十世帯の生活は、コロニア法に縛られ続けた。外務省が現地政府と折衝し、土地の所有権が認められたのは入植の約三十年後。「それまでは農業を拡大しようにも、土地を担保にできなかった。七五年ごろまでは三食が満足に食べられず、副業でやっと生活が安定した」と、ハラバコア在住の日高武昭さん(63)。同地区では生活苦から自殺者も出た。日本に出稼ぎに行く一世、二世も多い。
残留移民の人権救済申し立てを受けた日本弁護士連合会は九四年、政府に移民救済の要望書を提出。移民側は年金支給や健康保険などに相当する生活支援を求めて交渉したが、ゼロ回答。それどころか、日高さんは交渉の席で「政府が悪いと言うけど、あんな募集要項に飛びつく方にも責任がある」とまで言われた。
高度成長前、農村の過剰人口を減らすのが目的だった移民政策。「祖国は、送り出したら死のうとどうなろうと関知しないのか。おれたちは棄民でしかなかったのか」。日高さんは吐き捨てるようにそう言った。
(メモ)ドミニカ共和国移民訴訟 移民177人(帰国者も含む)が総額約31億円の損害賠償を日本政府に求め、2000年7月に提訴。小泉純一郎首相が04年の衆院予算委員会で「外務省に不手際があった」と認め、和解の期待が高まったが、訴訟の過程で国側は「外務省の関与は移住希望者の支援、援助にとどまる」などと主張、責任は認めていない。
女性家族部が5日伝えたところによると、張夏真(チャン・ハジン)長官は最近、従軍慰安婦問題に関連、日本政府に責任の受け入れを求めたエバンズ米民主党下院議員(イリノイ州)あてに支持意向を示す書状を送った。
エバンズ議員は今年4月、慰安婦問題を「20世紀最大の人身売買事件の一つ」に定義付け、日本政府がそれを正式に認めるべき、という内容の決議案を米下院・国際関係委員会に提出した。張長官は、エバンズ議員あての書状で「女性・少女へのら致・組織的強かんで、非人道的行為・犯罪を行った」とし「国際社会が慰安婦問題のような重大な犯罪を容認しないとの点をはっきりと見せ、類似行為の再発を防ぐべき」と強調した。また「決議案が本会議に上程、可決することを期待し、韓国女性を代表し全的な支持を送る」とした。
2006.06.05 15:45:19
中国を読み解く視点(12)−高井潔司(北海道大学教授)
6月はじめに上京した折、この夏公開予定のドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』の試写会とその監督の講演会に参加する機会を得た。監督は、カンパ頼みの自主制作ながら数々の国際的な賞を獲得した『延安の娘』を手がけた池谷薫氏。前作同様、真実を追い求める池谷監督の迫力に圧倒された。
第2次世界大戦における日本の戦争の実態について証言できる人々の数は、年々減ってきている。それに反比例して、戦争責任を否定し、「愛国心」を強調し、ことさらアジアの国々と対峙する言論を振りまく人々が増えている。今回の作品は戦闘シーンの全くない映画だが、戦争の実相を考えさせてくれる秀作である。
映画のあらすじは、映画自体まだ未公開なので、『蟻の兵隊』の公式ホームページ(http://www.arinoheitai.com/)から転載させてもらう。
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今も体内に残る無数の砲弾の破片。それは「戦後も戦った日本兵」という苦い記憶を 奥村 和一 ( おくむら・ わいち ) (80)に突き付ける。
かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。しかし、長い抑留生活を経て帰国した彼らを待っていたのは逃亡兵の扱いだった。世界の戦争史上類を見ないこの「売軍行為」を、日本政府は兵士たちが志願して勝手に戦争をつづけたと見なし黙殺したのだ。
「自分たちは、なぜ残留させられたのか?」真実を明らかにするために中国に向かった奥村に、心の中に閉じ込めてきたもう一つの記憶がよみがえる。終戦間近の昭和20年、奥村は「初年兵教育」の名の下に罪のない中国人を刺殺するよう命じられていた。やがて奥村の執念が戦後60年を過ぎて驚くべき残留の真相と戦争の実態を暴いていく。
これは、自身戦争の被害者でもあり加害者でもある奥村が、「日本軍山西省残留問題」の真相を解明しようと孤軍奮闘する姿を追った世界初のドキュメンタリーである。
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映画のストーリーは、いわば無辜(むこ)の庶民を戦争に駆り立て、殺人者に仕立て上げ、さらに終戦後も兵士として残留させた挙句、「逃亡兵」として切り捨てた国家のむごい犯罪を告発する作品といえよう。奥村さんたちは、日中戦争の後の国共内戦で国民党側に立って戦い、残留した2600人の兵士のうち550人が戦死し、700人が捕虜になった。奥村さんは帰国する昭和29年まで、国の命令を受け、天皇陛下のために戦ったと思っていた。帰国して初めて国に裏切られたことを知った。残留兵の仲間たちと軍人恩給の支給を求めて、国を相手取った裁判を起こしたが、ほとんど門前払いの形で敗訴している。
こうした経緯を見るにつけ、庶民を戦争に駆り立てておきながら、逃げ回っている指導者たちの無責任さを実感する。小泉首相らは「心ならずも戦場に行かれ、亡くなられた方に心から哀悼の誠をささげ、不戦の誓いをする」ためと、靖国参拝を重ねる。追悼は当然必要であるとして、この映画を見るにつけ、まずあの戦争に多くの庶民を動員し、アジアの人々を虫けらのように虐殺した責任を明確にした上で行うべきだと感じる。
映画自体は、裁判のために新資料、証言を追い求める奥村さんをカメラで追いかけるスタイルで、奥村さんの被害者意識と加害者意識でゆれる心や長い間戦争体験さえ語ることの出来なかった妻との日常生活など、様々な角度から描いている。時には笑いやユーモアも込められており、決して身構えて見る必要はない。映画として十分楽しめる内容でもある。この映画を見て、アメリカのイラク戦争を告発した『華氏911』を思い起こしたが、真実に肉迫しようとする画面の迫力は、それをしのぐかもしれない。80歳の高齢をおして、中国大陸を17日間、3000キロを踏破し、新証言、証拠を追い求める奥村さんの執念が込められている。
奥村氏らの「戦い」については、取り上げているのはこの映画だけではない。すでに昨05年7月18日付の朝日新聞第2社会面、8月16日、17日付の読売新聞第2社会面で大きく紹介されている。今回の映画公開でさらに論議が高まることになろう。映画公開にあたって、大学生たちの自主上映運動も始まっており、奥村さんの戦いは「孤独な戦い」ではなくなりつつある(写真は映画のポスター)。
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